笠戸丸から見た日本 したたかに生きた船の物語 オンデマンド版
発売日:2009年5月
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
来年(2008年)は、ブラジル移民100周年にあたる。
東洋汽船の笠戸丸が、800人近い移住者を乗せ、新天地へ向けて神戸沖を出港したのは1908年(明治41年)4月28日の夕暮れだった。小船から壮行の花火が打ち上げられたものの、突堤から別れのテープで盛大に送り出された後年のブラジル移民に比べれば、さびしい出港だったらしい。
その100周年を前にして、笠戸丸移民の最後の生存者であった中川トミさんが、昨年秋、パラナ州ロンドリーナの自宅で亡くなった。ちょうど100歳だった。
トミさんは熊本県生まれ。笠戸丸のときは1歳半だった。当然のことながら、航海中の記憶はない。そんなトミさんを、宇佐美昇三氏は遠路はるばるロンドリーナまで訪ねている。彼女が90歳になるころだった。
いかにも宇佐美氏らしい。ジャーナリストであり、教育者であり、学者である氏は、現場感覚を大切にする文化人である。研究取材のためなら、世界中どこへでも精力的に出かけるし、研究内容は綿密をきわめる。
その宇佐美氏が書いた笠戸丸一代記であるから、内容の濃さは他に類をみない。しかも氏は、笠戸丸研究に40余年もの歳月を投入しているのだ。
その間、厖大な関連資料に目を通し、大勢の関係者に会い、内外の故地を調査した。笠戸丸航海を模擬体験するため、コンテナ船で同じルートを辿ったりもした。その努力は並大抵ではない。
目次
[第1章]笠戸丸との出会い
[第2章]カザンの生まれ故郷
[第3章]義勇艦隊の貢献
[第4章]2万カイリの謎
[第5章]旅順封鎖中のカザン
[第6章]笠戸丸とスメルスキー
[第7章]南米移民船の曙
[第8章]中南米移民船 笠戸丸
[第9章]ブラジル移民計画
[第10章]ブラジル移民船 笠戸丸
[第11章]笠戸丸がブラジルに残したもの
[第12章]通訳五人男
[第13章]台湾航路に就航
[第14章]大正時代の笠戸丸
[第15章]日本の新植民地
[第16章]白衣の笠戸丸
[第17章]インド航路時代
[第18章]日本最初のイワシ工船
[第19章]魚糧工船を失業
[第20章]サケ・マス工船 笠戸丸
[第21章]蟹工船 笠戸丸
[第22章]太平洋戦争始まる
[第23章]戦時の海員
[第24章]戦乱の海
[第25章]大和に重油を
[第26章]最後の航海
[第27章]残照
商品詳細
- 出版社名
- 海文堂出版
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。