トン・ウーとはち
発売日:2009年5月
- ISBN
- 978-4-06-132399-5
- 著者情報
- 小風 さち(コカゼ サチ)
東京都生まれ。1977年から87年まで、イギリスのロンドン郊外に暮らした。長編ファンタジー『ゆびぬき小路の秘密』(福音館書店)で、1994年、野間児童文芸新人賞受賞
小野 かおる(オノ カオル)
東京都生まれ。東京藝術大学油絵科卒業。壁画デザイン、モニュメントなどの立体作品も制作している。サンケイ児童出版文化賞など、受賞多数。東京造形大学名誉教授。新制作協会会員
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商品説明
いたずら坊主のトン・ウーは、お寺に何百年も住みつく蜂の巣を棒でたたきました。怒った蜂は、トン・ウーに「巣をたたいたやつを知らないか?」とたずねます。トン・ウーはとぼけて、「化け物魚がやったんだろ」とか「そういえば、目もくらむくらいきれいな鳥が通っていったな」とか「腰が抜けるくらいでっかい龍が門をくぐっていった」なんて、ウソばかり。ところが、トン・ウーのついたウソの通りの化け物が現れて……?お経をあげたり、座禅を組んだり、トン・ウーに犯人を教えてもらおうと色々な芸を見せる蜂と、トン・ウーとのかけあいが楽しい、現代の民話風絵本です。・文/小風さちさんからのメッセージ「トン・ウーとはち」によせて 小風 さち韓国を訪れるたび、あまりの近さゆえ、逆にびっくりする。からくり箱を使って、世界をひっくり返されたような気がする。衣食住はもとより、色彩、作法、言葉の響き。違いと類似に目を見張る。日本が島国ということもあるだろう。玉手箱をのぞくように、隅々まで見てみたくなる。DNAに手招きされるのを、じっと味わっていたくなる。ある時、浮石寺(プソクサ)という山寺に泊まった。起きると、いい天気だ。どれ仏様のお顔を拝もうと外に出ると、男の子の泣き声がする。見事な泣きっぷりである。蜂に刺されたらしい。境内を掃いていたお坊様が、箒片手に駆けつける。男の子は泣く。お坊様は走る。袈裟がたなびく。お話が生まれる。小風さち作「トン・ウーとはち」の絵を描く。 小野かおる韓国の現代の話である。しかもお寺の小坊主の話。ありがたーい話かと思ったら、それが大ちがい。小坊主トン・ウーは、悪ガキなのである。フムフムわたしは悪ガキを描くのが好き、どうもかわいいお嬢ちゃんは苦手なのである。トン・ウーは瞬時にいたずらを思いつく。それも怪物ばかり。韓国の怪物? 調べました。終わりに、トン・ウーが蜂にさされてワンワン泣くところで、ホッとしたものです。 今日はトン・ウー君、お母さんのうしろについて、何を考えているのやら。・担当者のうちあけ話 お寺に住みつく蜂が座禅を組んだり、お経をよんだり、念仏踊りをしたり……小風さちさんの上品なユーモアが漂うお話と、小野かおるさんの迫力満点の化け物たち(化け物魚、鳳凰、龍)が素晴らしいハーモニーを奏でています。 教訓めいた教えや、しつけなどから離れ
ある日トン・ウーはお寺の蜂の巣を棒で叩いてみることに。怒った蜂にトン・ウーは化け物魚や龍がやったと嘘をついて…。
【対象】小学生くらい
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
どこかの国の昔話に思えるのですが、純粋に日本で書かれたお話ということにちょっと意外感のある作品です。登場人物といい、話の内容といい、異文化の世界です。それに加えて、絵も不思議な空間を作っています。嘘つきトン・ウーが100年も生きているハチに最終的には仕返しされるのですが、どこか宗教性も感じさせるお話です。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
目次
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商品詳細
- シリーズ名
- 講談社の創作絵本
- 出版社名
- 講談社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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