批判的ディアスポラ論とマイノリティ
発売日:2009年4月
- ISBN
- 978-4-7503-2964-2
- 著者情報
- 野口 道彦(ノグチ ミチヒコ)
大阪市立大学大学院創造都市研究科教授。大阪市立大学人権問題研究センター所長
戴 エイカ(タイ エイカ)
ノースカロライナ州立大学教授。旧浦和市生まれ、川崎市育ち。父は旧植民地台湾出身。母は旧大日本帝国内地出身。米国カリフォルニア大学バークレー校で文化人類学を学ぶ。サンフランシスコ州立大学を経て現職
島 和博(シマ カズヒロ)
大阪市立大学大学院創造都市研究科教授。大阪市立大学大学院文学研究科博士課程(社会学)修了・博士(文学)。大阪市立大学人権問題研究センター研究員
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商品説明
大阪市立大学人権問題研究センターが総力をあげて21世紀を人権の世紀とすべく、人権問題をより深く根底から問う双書の第1弾。差別論、ギルロイやホールらの思想、日本文学、米国の現状、在日など、既存の「ディアスポラ」概念を脱構築し、新たな可能性を探る。
目次
序
第1章ディアスポラ――拡散する用法と研究概念としての可能性(戴エイカ)
はじめに
ディアスポラの定義と研究の発展
社会形態としてのディアスポラ
ディアスポラの政治的言説・政治の実践
「ディアスポラ」という研究概念
第2章アフリカン・ディアスポラ研究の展開(戴エイカ)
はじめに
アフリカ系アメリカ研究
ディアスポラ研究の設立
ディアスポラ研究の発展
アフリカン・ディアスポラの複数性・多様性
アフリカン・ディアスポラ研究の可能性と内的ヘゲモニー
日本列島を一つの拠点とするディアスポラ
追記(2008年12月5日)――黒人大統領の誕生、ナショナリズム、ディアスポラ
第3章在日コリアン青年の学びあう場――ディアスポラ・スタディーズ(戴エイカ)
はじめに
答えはひとつじゃない
二分化された運動と韓青連の結成
KEYの目指すこと
学びあう場
学びと社会活動
トランスナショナルな文化批判と自己理解
日常的相互作用と「日本人」――ディアスポラの空間
二者択一からディアスポラ・スタディーズ
第4章ディアスポラと部落、そしてパラダイムの転換(野口道彦)
「あれか、これか」ではなく
ディアスポラとしてスチュアート・ホール
ディアスポラとは
境界線の流動化
血縁幻想、地縁幻想からの解放
三位一体論的幻想からの解放
複眼的な視点を獲得
第5章ディアスポラとしての中上健次――虚構の「路地」と現実の被差別部落(野口道彦)
はじめに
「路地」の諸類型
ディアスポラとしての部落民
ディアスポラとしての中上健次
おわりに
第6章ディアスポラと部落問題、そして移民問題(野口道彦)
はじめに
部落問題における移民の位置
移民の前史
北海道への移民
満州への移住者
むすびにかえて
第7章「下方の」あるいは「下方への」ディアスポラ――ディアスポラはインターナショナリズムの夢を見るか?(島和博
ディアスポラとしてのアパッチ
アパッチとは誰か?
「下方」のディアスポラ
もうひとつのアパッチの物語
鳥のように自由に
民族の外へ、そして階級の底へ
商品詳細
- シリーズ名
- 世界人権問題叢書 70 大阪市立大学人権問題研究センター双書 1
- 出版社名
- 明石書店
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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