超大国アメリカの文化力 仏文化外交官による全米踏査レポート
フレデリック・マルテル/著 根本長兵衛/監訳 林はる芽/監訳
発売日:2009年1月
- ISBN
- 978-4-00-023853-3
- 著者情報
- マルテル,フレデリック(マルテル,フレデリック)(Martel,Fr´ed´eric)
1969年生まれ。作家、ジャーナリスト、社会学博士。文化省国際関係局勤務、首相顧問などを経て、2001〜05年にフランス大使館文化外交官としてボストンに在住し、その間に著書『超大国アメリカの文化力―仏文化外交官による全米踏査レポート』を執筆した。ジャーナリスト・研究者として多くの新聞・雑誌にも定期的に記事や論文を執筆している。またFrance Cultureラジオの企画・司会を務めるほか、パリ政治学院などの国内外の高等研究機関でも教鞭をとっている
根本 長兵衛(ネモト チョウベイ)
1932年生まれ。朝日新聞パリ・ローマ特派員、パリ駐在文化担当編集委員、論説委員、共立女子大学教授、(社)企業メセナ協議会専務理事を経て、現在、日仏メディア交流協会副会長
林 はる芽(ハヤシ ハルメ)
東京大学卒業後、リヨン2大学文学部修士課程を経てイースト・アングリア大学美術史学修士。企業メセナ協議会元プログラムディレクター
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商品説明
アメリカの文化は、単純で低俗、商業主義的で、世界をアメリカ化しようとしているとして、世界中から非難されている。それは本当なのだろうか。本当ならどうやって世界を支配できたのだろうか。著者はアメリカ三五州で七〇〇回に及ぶインタヴューと調査を敢行し、ケネディからブッシュにいたるアメリカ政府の「文化政策」と、フィランソロピー、財団、企業メセナ、大学、コミュニティといった、文化にかかわる組織の機能の解読を試みた。その結果姿を現したのが、大がかりで複雑なアメリカの文化システムである。このシステムは、市場に左右されずに効率的に巨額の資金を集め、マイノリティに配慮した多様な文化を振興している。その理念と巧妙な仕組みは驚くべきものだ。表向きのアメリカ文化の顔とは異なる、これまで知られていなかったその実態を、はじめて実証的に明らかにした意欲作。
世界を席巻するアメリカ文化のシステムとは。日本の文化振興の道標ともなる1冊。
目次
第1部 アメリカの文化と政治(アメリカの文化省?
政府芸術機関の誕生
アメリカ文化政策の起源(一九六〇年以前)
全米芸術基金の黄金時代
地域における文化の民主主義
「文化戦争(カルチャー・ウォーズ)」)
第2部 アメリカの文化と社会(フィランソロピー
「501c3」
キャンパス
文化の商業化
文化の多様性
アメリカ流の文化は例外)
商品詳細
- 出版社名
- 岩波書店
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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