作家とその亡霊たち
発売日:2009年3月
- ページ数
- 230p
- ISBN
- 978-4-7738-0902-2
- 著者情報
- サバト,エルネスト(サバト,エルネスト)(Sabato,Ernesto)
1911年生まれ。アルゼンチンのブエノス・アイレス州ロハスといういなか町で、製粉所を営むイタリア系の両親のもとに生まれる。町へ出て中学に入り、数学に熱中する一方、文学にも親しみ、アナキズム思想に親近感を抱く。物理学の勉学に励み始めた大学生のこと、アルゼンチンのアナキズム運動は弾圧によって壊滅し、親友の誘いもあってサバトは共産党に入党した。国際会議に出て、ソ連のスターリン独裁体制やドグマ化したマルクス主義に失望し、科学の世界に没頭した。奨学金を得て、大戦前夜のパリで、キューリー研究所にあて放射線研究に従事する一方、シュルレアリストたちと交友。帰国後は大学で量子論・相対性原理を教えるかたわら、文学同人誌にエッセイを書き始めた。最初の創作『トンネル』(1948)は国内でも評価を得たが、カミュが絶賛して仏訳され、国際的な評価も高かった。その後に執筆した小説は『英雄たちと墓』(1961)と『根絶者アバドン』(1974)の2作に限られ、著作の多くは、文学、哲学、科学、政治、芸術などを幅広く論じたエッセイ集である
寺尾 隆吉(テラオ リュウキチ)
1971年名古屋生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。メキシコのコレヒオ・デ・メヒコ大学院大学、コロンビアのカロ・イ・クエルボ研究所とアンデス大学、ベネズエラのロス・アンデス大学メリダ校など6年間にわたって、ラテンアメリカ各地で文学研究に従事。政治過程と文学創作の関係が中心テーマ。現在、フェリス女学院大学国際交流学部准教授
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
物理学者でありながら、作家の道へ、作家でありながら、書くことを拒否する「バートルビー」の仲間へ―。書かないことで名声を確固たるものにしたアルゼンチンの作家、エルネスト・サバトの、アクチュアルな文学論。
目次
幾つかの疑問
小説における思想
国民文学について
心理小説と社会小説
作家と旅行
作家の根本的問題
小説の技法
芸術家たるに最も重要な条件
全体小説
小説と現代という時代〔ほか〕
商品詳細
- 出版社名
- 現代企画室
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:El escritor y sus fantasmas
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。