汚水処理の社会史 19世紀ベルリン市の再生
発売日:2008年11月
- ISBN
- 978-4-535-58533-1
- 著者情報
- 金子 光男(カネコ ミツオ)
1943年東京都に生まれる。明治大学大学院政治経済学研究科博士課程中退。フライブル大学客員教授。現在、明治大学政治経済学部教授(社会科学方法論、経済思想史)
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商品説明
一九世紀後半、近隣農村からの膨大な移住者を呑み込んで過密化した帝国首都ベルリンは、河川、大気、土壌等のあらゆる汚染と各種疫病にさらされていた。人々がその惨状を見据えて立ち上がり、やがて「汚水処理」という一連の問題群を獲得し、国家と社会の総力を傾注したプロジェクトとしての下水道整備へとたどり着く模索と苦闘の過程を、当時の資料と古今の文献に基づいて克明にたどる。政治・経済・財政史、人口問題、医学・科学技術史等々、さまざまな学問領域が織りなす沃野から下水道建設と都市浄化という都市生活の根源的なテーマを照射する。
19世紀後半のベルリン市における都市環境の浄化を、下水道の整備による屎尿処理システムの構築への苦闘を軸に実証的に描く。
目次
第1部 ベルリン市の環境―一八七一〜一九二〇(一八七〇年代のベルリン市概観
一八六六年―コレラ、ベルリン急襲)
第2部 細菌学前夜の医学―フィルヒョーを中心に(R.フィルヒョーの医学観と環境政策)
第3部 ベルリン市の下水道導入(第二帝政期における「下水道導入」からみたベルリン市環境整備の努力について(1)特にヴィーベ案を中心に
第二帝政期における「下水道導入」からみたベルリン市環境整備の努力について(2)ホープレヒトからフィルヒョーへ)
補論(R・フィルヒョーにみる医学と環境論の間について―二〇〇三年SARS発症にふれて)
商品詳細
- 出版社名
- 日本評論社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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