モンタギューおじさんの怖い話
クリス・プリーストリー/著 デイヴィッド・ロバーツ/画 三辺律子/訳
発売日:2008年11月
- ISBN
- 978-4-652-07941-6
- 著者情報
- プリーストリー,クリス(プリーストリー,クリス)(Priestley,Chris)
長年、イラストレーター、漫画家として活躍。今もイギリスの新聞にマンガを連載中。2000年に作家としてデビューして以来、子ども向けのノンフィクションや小説を多数発表してきた。2004年には『Death and the Arrow』がエドガー賞ヤングアダルト部門にノミネートされた。ケンブリッジ在住
ロバーツ,デイヴィッド(ロバーツ,デイヴィッド)(Roberts,David)
「Dirty Bertie」シリーズなど、数々の絵本を発表しているイラストレーター。ロンドン在住
三辺 律子(サンベ リツコ)
翻訳家。東京在住
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商品説明
【対象】小学高〜中学生
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
作者はイギリス人です。なので、モンタギューおじさんが「ふしぎな怖い話」を聞き手の少年エドガーにするとき、“お茶”が登場します。また、描かれている森や放牧場の風景。館に続く門の形状など、「イギリスっぽい」描写がたくさんありました。イギリスの物語が好きな人、イギリスの風土が好きな人にはまずお薦めしたいです。それから、作者自身「怖い話大好き」人間だそうで、訳者あとがきを読めば詳しくわかりますが、主人公少年の名前が“エドガー”なのも、おじさんの名前が“モンタギュー”なのも、ちゃんと理由があります。さて、プロローグ的な「森をぬけて」のエドガーの語りを読む限り、エドガーは何度もモンタギューおじさんの所へ行っているような印象を受けますが、この本に描かれている物語は、どうやら、1日で語られたもののようです。短いお話ばかりとはいえですが、10個もの物語をたった1日で聞くのは、小学生5,6年生の子どもにはなかなか大変です。(お話をねだったのはエドガーですが)モンタギューおじさんが語ってくれた物語はゾゾッとする怖さを持ったエピソードばかりです。しかも、それぞれの物語に登場する品物が、実際モンタギューおじさんの語っている部屋に置いてあるという。舞台効果!またデイヴィッド・ロバーツの挿絵が、物語の世界を絶妙に醸し出してくれているので、さらに怖さに深みが増す感じがしました。なかでも、一番印象的だったのは、「毛布箱」でした。場面展開がドキドキするし、情景がものすごく伝わってきます。読んでいれば途中で「もしかして」と思うでしょうが、それも計算に入れて書かれている気がしました。最後の方はもう、ヴィクトリア(この物語の主人公の女の子)と一緒に叫びまくりたくなる気分でした。1つ1つはそれほど長い物語ではないので、文章を読むのが苦手なお子さんも、「怖いもの」が好きでしたらぜひ一度試してもらいたい作品ばかりです。最後になりますが、このモンタギューおじさんの家(館)には“フランツ”という召使がいるのですが、エドガーは一度も顔を見たことがないんです。だから顔の描写はいっさいありません。描かれているのは、お茶が運ばれてくるタイミングや様子と足音だけです。モンタギューおじさんは、“フランツ”のことを意味深な言い方するし、“フランツ”がこの家(館)にとって、モンタギューおじさんにとって何者で、どんな姿をしていたのでしょうか。気になります。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子21歳、女の子17歳)
商品詳細
- 出版社名
- 理論社
- 対象年齢
- 小学56年生 中学生
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:Uncle Montague’s tales of terror
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