日本と中国 相互誤解の構造
発売日:2008年9月
- ISBN
- 978-4-12-101966-0
- 著者情報
- 王 敏(ワン ミン)
1954年、中国・河北省承徳市に生まれる。大連外国語学院日本語学部卒業、四川外国語学院大学院修了。文化大革命後、大学教員から選出の日本国費留学生として宮城教育大学で学ぶ。現在、法政大学国際日本学研究所教授。河南省対外人民友好協会顧問、上海同済大学客員教授。また、総理懇談会委員(国際文化外交推進)、国際文化交流推進会議有識者会合委員、国土交通省文化観光懇談会委員。国際交流基金日本語教育懇談会委員、日本ペンクラブ国際委員などを歴任
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商品説明
中国文化に学び、輸入した漢字に国字、平仮名・片仮名まで加えて表現の幅を広げた日本。日本製品を使い、マンガ、アニメに親しんで、「萌え」「かわいい」を輸入する中国。両国の交流は進み、相互理解は深まっているように見えるが、「同文同種」の底にあるのは実は相互誤解ではないのか。季語・季題、四字熟語、謝罪会見、熟年離婚―。両国の言葉と文化の類似性と独自性を歴史的に検証し、相互理解への道を探る。
目次
第1章 漢字と国字―「漢字文化」体験から教えられるもの(漢字を楽しむ文化
「同文同種」の疑問
国字を創らせた日本文化の独自性
戦前の中国人留学生と翻訳革命
「仮名」文化と漢字文化
「詫び」「寂び」にぴったりの外国語は
一輪挿しの啓発)
第2章 謝罪もマニュアル必要―「寛容文化」体験から教えられるもの(犯人に「ありがとう」と感謝した警察側
何を詫びるかが問題)
第3章 「話せばわかる」のか―表現形式から教えられるもの(大事なことほど以心伝心ですます文化
おとなしい修飾表現の日本語
日本語と中国語を比べれば
憤りも悲しみも喜びも無言)
第4章 言葉にも季節がある―自然体験から教えられるもの(季語との出会い
自然への気配り
季節の習慣化と魯迅の手紙
古代にさかのぼるほど、中国でも「季語」意識
自然に求める生命観・感性が本性の日本文化)
第5章 未完成の課題―日本研究の先駆者に教えられるもの(中国人先駆者の提言
代表的な三つの模索)
商品詳細
- シリーズ名
- 中公新書 1966
- 出版社名
- 中央公論新社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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