歴史における「理論」と「現実」

  • 歴史における「理論」と「現実」
  • 歴史における「理論」と「現実」
ISBN
978-4-275-00585-4
著者情報
仲正 昌樹(ナカマサ マサキ)
金沢大学法学類教授。専攻・社会哲学

¥3,520 税込

16 nanacoポイント

16 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

西欧近代が生み出した「歴史」という概念は、ユートピア的な「理想」に向けての人類=人間性の普遍的な「進歩」を含意していた。進歩主義的な社会理論は、「歴史」の発展過程の中で、自らが掲げる人類共通の「理想」が現実化していくと信じることができた。カント、ヘーゲル、マルクスは、「歴史」の発展方向の法則を定式化する歴史哲学を、あらゆる哲学のメタ哲学として構築することを試みた。しかし、「歴史の終焉」と呼ばれる事態によって、「歴史」の物語性が顕わになり、普遍的な「進歩」を暗黙の前提にした社会理論を展開することが困難になっている。「歴史」の普遍性の揺らぎに伴って、歴史的に構成された「現実」の理解も多元化している。「進歩」をめぐる「大きな物語」が失効した後の社会理論の可能性について多角的に考察する。

「進歩」をめぐる「大きな物語」が失効した後の社会理論の可能性について多角的に考察する。(哲学・思想図書総目録より)

目次

左翼と進歩史観
“現実”を超える現実主義―古典的リアリストの冷戦批判
“物質”の叛乱のために―レーニンの唯物論と反映論
ヴェーバーとワイマール大統領制―人民投票的指導者民主制の理論
一九世紀ドイツ憲法学における国家と公共
公共圏の行方を巡って―コミュニケーション論からメディア論へ
デューイ教育哲学と現代
ベンサムの女性論
イデオロギーの「起源」とその現実的結果―アーレントのシオニズムイデオロギー批判に関する考察から
笑うがいい、ここは一番美しい所なのに!―ディドロ『俳優についての逆説』における理論と現実
「絶対的な事実」と「ことば」―保田/與重郎の芭蕉論を中心に
大宅/壮一と小林/秀雄―批評の「起源」における複数的な可能性

商品詳細

シリーズ名
叢書アレテイア 10
出版社名
御茶の水書房
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。