偶然を生きる思想 「日本の情」と「西洋の理」
発売日:2008年8月
- ISBN
- 978-4-14-091118-1
- 著者情報
- 野内 良三(ノウチ リョウゾウ)
1944年、東京生まれ。東京教育大学文学部仏文科卒。同大学大学院文学研究科博士課程中退。静岡女子大学助教授、高知大学教授を経て、関西外国語大学国際関係学部教授
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商品説明
人生に起こる不意の出来事、たまさかの出会いに対して、私たちはどのような態度をとり、かかわるべきか。真理は必然にのみ宿ると考えたプラトン以来の西洋の論理は、常なるものを求めるゴーチエなど西洋文学にまで貫流する。一方、芭蕉俳句・随筆など日本の伝統的な芸術表現には、偶然を「無常」として甘受する感性が溢れている。日欧の対比をふまえ、偶然の愛を必然に高めたボーヴォワールや西洋哲学の理と日本の情の間で偶然の意味を考えた九鬼周造の思考と生き様を追いながら、偶然を育む道筋を探る珠玉の論考。
偶然と必然の間で翻弄される生を、いかに思考し甘受すべきか。西洋哲学の思索と日本の伝統美の感性の吟味から探る「偶然の育て方」。
目次
第1章 無常の日本美
第2章 分けるという方法
第3章 日本語の論理とはなにか
第4章 偶然の哲学史
第5章 九鬼周造の偶然論
第6章 必然の愛を求めて
第7章 ボーヴォワールとサルトル
第8章 偶然と必然
商品詳細
- シリーズ名
- NHKブックス 1118
- 出版社名
- NHK出版
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
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