亡霊としての歴史 痕跡と驚きから文化人類学を考える
発売日:2008年6月
- ISBN
- 978-4-409-53037-5
- 著者情報
- 太田 好信(オオタ ヨシノブ)
1954年札幌市生。1979年ノースウエスタン大学大学院人類学修士課程修了(M.A.取得)、1987年ミシガン大学大学院人類学博士課程修了。(Ph.D.取得)。米国インディアナ州アーラム大学、北海道東海大学を経て、九州大学大学院比較社会文化研究院教授。専門は文化人類学。主な調査地は沖縄とグアテマラ共和国
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商品説明
時間の流れに逆らうように、過去の出来事がわたしたちの社会に憑りつくあり様、このいわば「時間の脱節」に着目し、世界に対しつねに驚きを持ちつづけるという強い意志から研究対象を描きなおす。人類学再想像のための「私的リーディング・ガイド」を付す。
目次
序章 亡霊と痕跡、そして驚き―「憑在論」から見える世界
第1章 終焉を拒む先住民たちの歴史―「返還」と媒介としての人類学的実践
第2章 通過中の民族誌―社会過程として「民族誌を書くこと」
第3章 歴史のなかのミメシス―ディラン/グアテマラ/九・一一以降の世界
第4章 グアテマラ・マヤ系先住民と言語権―征服が痕跡として残る社会における「権利」をどう捉えるか
第5章 文化の所有と流用―亡霊と痕跡が支配する時間からの試論
第6章 録音技術と民俗誌記述―近代のエートスとしての保存文化
第7章 ネオリベラリズムが呼び起こす「人種の亡霊」―グアテマラの未来に残るテロルの痕跡
第8章 ルース・ベネディクトと文化人類学のアイデンティティ―『菊と刀』から『文化のパターン』へと遡行する読解の試み
付録1 人類学をつくり直す―『芸術人類学』について
付録2 文化人類学の魂を探す―私的「リーディング・リスト」
商品詳細
- シリーズ名
- 叢書文化研究 6
- 出版社名
- 人文書院
- フォーマット
- 単行本
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