「規律ある教室」を創る 小学5・6年

  • 「規律ある教室」を創る 小学5・6年
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ISBN
978-4-18-154325-9
著者情報
甲本 卓司(コウモト タクシ)
TOSS岡山サークルMAK代表。『ジュニア・ボランティア教育&総合的な学習』誌編集長。岡山県久米郡久米南町立弓削小学校勤務

梶田 俊彦(カジタ トシヒコ)
岡山県岡山市立宇野小学校

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商品説明

まずは「教師が毅然とした態度でスタートさせる」必要があると説く。特に黄金の三日間で教室に規律をつくることの大切さを説く。つづいて学習ルール、環境を整えることで教室に規律が生まれることを実証する。高学年の手強いトラブルにはこう対応しようと主張。

まえがき

 昨年、学校から「学習用具のきまり」を出してもらった。
 これは、年度末に提案する必要がある。新一年生を迎えるにあたり、保護者の方に持ち物を用意してもらう。
 この時に、「学習用具のきまり」を出してもらった。
 そうしないとどうなるか。
 何年生でシャープペンシルを使ってよいとか、五年生は使っていいとか、学習用具がぐちゃぐちゃになってしまう。曖昧が一番いけないのだ。
 四年生を担任した時も、子どもたちから「高学年になったらシャープペンシルを使ってもいいんでしょ」と尋ねてくる。子どもだけならよいが、保護者まで出てくる場合がある。一学期のスタートから学級がぐらついてしまう。
 学習用具は、学校の勉強で使う大切な物だ。何でもよいという考えは全く異なる。毅然として学校が保護者等に言うべき事なのだ。一年生の入学の時から学校のきまりとなっていれば、大方の子どもたちにも保護者にも理解してもらえる。
 我が校の「学習用具のきまり」(高学年)を紹介しよう。
 ◎筆箱の中
 ( )削った鉛筆〈BかHB〉五本(シンプルなもの)
 ( )削った赤鉛筆一本 ( )消しゴム一こ
 ( )ネームペン〈油性〉一本 ( )ミニ定規(一〇〜一五センチ)
 ◎机の中
 ( )はさみ ( )のり ( )色鉛筆 ( )色ペン
 ( )三角定規 ( )分度器 ( )コンパス
 ◎その他
 ( )下敷き ( )自由帳
 学習用具について書いたが、これは規律ある教室を創る大切なアイテムである。一つに限定して闘っていくから勝利することができる。
 次に考えなければならないのが学習のきまりである。
 ゆるみの症状をいくつかチェックする方法を紹介する。
 体操服を忘れてくる子が複数いるクラスは、黄信号が灯っている。
 全員帰った教室で、机から椅子が複数出ているクラスも黄信号だ。
 チャイムが鳴っても教室に入ってこない子が複数いたら赤信号だ。
 こういった約束を守らせる。
 その時、できている子を力一杯ほめることだ。
 ほめる中で子どもたちは、成長していく。
 本シリーズは、多くの先生に役立つ具体的なことを書いている。参考になれば幸いである。

  二〇〇八年四月七日   TOSS岡山サークルMAK代表 /甲本 卓司

目次

1 教師が毅然とした態度でスタートを切る
一 黄金の三日間で教室に規律をつくる
二 黄金の三日間でいじめの芽をつぶす
三 黄金の三日間でアドバルーンに対応する
四 高学年のケンカ対処法
五 システムを確立して楽しい給食指導にする
六 全員が掃除をするようになる掃除指導
2 学習ルール・環境を整えることで教室に規律が生まれる
一 学習のルールを指導する
二 忘れ物に対処する
三 授業はチャイムと同時に開始する
四 授業開始で、子どもを巻き込む
五 授業中に悪ふざけをする子への対応の仕方
六 学習の準備を、子どもだけでできるようにする
3 高学年の手強いトラブルにはこう対応しよう
一 授業妨害やエスケープへの対応
二 女子の交換ノートでの悪口が見つかったら
三 学校でお菓子を食べた時の指導
四 万引きなど校外でのトラブルの指導法
五 ものがなくなった場合の対応
六 ものの貸し借り・ものをあげたりもらったりしている時の指導
七 女子グループへどのように対応するか
4 ゲーム・イベントで子どもを鍛えて規律ある教室を創る
一 暗唱・五色百人一首で教室が知的になり、男女が仲良くなる
二 子どもたちが企画したお楽しみ会・お別れ会・学級パーティーを開く
三 六年間のまとめに「ミニ卒業イベント」を
四 バスの移動時間も無駄にしないバスレク集
5 高学年としての自覚を持たせて規律ある教室を創る
一 六年生:「最高学年」という意識を持たせる
二 六年生:これだけは伝えたい語り(一学期)
三 六年生:これだけは伝えたい語り(二学期)
四 六年生:これだけは伝えたい語り(三学期)

商品詳細

出版社名
明治図書出版
対象年齢
教員
フォーマット
単行本

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