ながいながい旅 エストニアからのがれた少女
イロン・ヴィークランド/絵 ローセ・ラーゲルクランツ/文 石井登志子/訳
発売日:2008年5月
- ISBN
- 978-4-00-111209-2
- 著者情報
- ヴィークランド,イロン(ヴィークランド,イロン)(Wikland,Ilon)
1930年生まれ。エストニアのハープサルで子ども時代を過ごす。1944年、14歳のとき、戦争からのがれるためスウェーデンに亡命。いつくかの学校で美術や広告などを学ぶ。1954年にアストリッド・リンドグレーンの『ミオよわたしのミオ』に挿絵をつけ、子どもの本の画家として本格的に出発。以後、40年にわたってリンドグレーンの厚い信頼を得て、『やかまし村の子どもたち』シリーズ、『やねの上のカールソン』シリーズなど、たくさんの作品でコンビを組む。1969年にエルサ・ベスコフ賞を受賞
ラーゲルクランツ,ローセ(ラーゲルクランツ,ローセ)(Lagercrantz,Rose)
1947年生まれ。父はドイツのベルリン出身で、ナチスに追われ、チェコスロヴァキア、ポーランドを経て、スウェーデンに定住。母はルーマニア生まれで、アウシュビッツ収容所を経て、スウェーデンにのがれる。1973年に作家デビュー。1980年に全作品に対してニルス・ホルゲション賞を受賞。ほかにも受賞多数
石井 登志子(イシイ トシコ)
1944年生まれ。同志社大学卒業。スウェーデンのルンド大学で学ぶ
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商品説明
リンドグレーンとの名コンビで知られる画家ヴィークランドが、子ども時代の体験をもとに、生まれ故郷エストニアと第二の祖国スウェーデンへの愛をこめて描いた感動的な絵本。
戦争の荒波にもまれる幼い少女の希望と涙を、画家ヴィークランドが自らの体験をもとに描く。
【対象】小学低学年
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
この絵本の表紙を見て、「どこか懐かしい」気持ちになった方!そういう方は、私と同じ「アリステッド・リンドグレーン」の作品が好きだった方だと思います。この作品は、アリステッド・リンドグレーンのおはなしに数多く挿絵を描いてきたイロン・ヴィークラントという方の幼少時代を描いたもので、今回のこの絵本では自らイラストも担当しています。大陸続きである土地では、色々な政治・経済的な理由で戦渦に巻込まれたり、自分の故郷を追われ苦しい生活をさせられることがあります。これはバルト3国と呼ばれる肥沃な土地・エストニアに生まれ、子どもの頃から流れ流れて生きていかなければならなかったイロン・ヴィークラントさんのお話ですが、なんと、この絵本の文章を書いてくれたローセ・ラーゲルクランツさんもナチスに追われスェーデンに亡命してきた経緯のある作家さんだそうです。島国の私たち日本人にはピンとこない出来事ですが、こういう作品に触れることで、子どもたちが世界にはいろいろな人たちがいることに少しでも気づいてくれたらいいなぁと思いました。お話自体はつらく悲しい出来事ですが、小さなイロンが常に前向きで頑張っているので、応援しながら読みました。子どもたちにはブックトークなどで紹介できたらいいなと思います。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子18歳、女の子13歳)
商品詳細
- シリーズ名
- 大型絵本
- 出版社名
- 岩波書店
- 対象年齢
- 小学低学年
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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