スピンはめぐる 成熟期の量子力学「新版」

朝永振一郎/〔著〕

発売日:2008年6月

  • スピンはめぐる 成熟期の量子力学「新版」
  • スピンはめぐる 成熟期の量子力学「新版」
版数
新版
ISBN
978-4-622-07369-7
著者情報
朝永 振一郎(トモナガ シンイチロウ)
1906年、東京に生まれる。京都帝国大学理学部卒業後、理化学研究所研究員を経て、東京文理科大学教授、東京教育大学教授、同大学学長を歴任。「超多時間理論」「くりこみ理論」などの世界的業績を遺した。1965年度ノーベル物理学賞受賞。1979年没

江沢 洋(エザワ ヒロシ)
1932年、東京に生まれる。1960年東京大学大学院数物系研究科修了。東京大学理学部助手。1963年米・独に出張。1967年帰国。学習院大学助教授、1970年教授、2003年名誉教授。理学博士。専攻は理論物理、確率過程論

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商品説明

スピンの概念は紆余曲折の末に理論的に焦点を結び、相対論化され、量子力学の射程を大きく伸ばした。それは荷電スピンの概念につながり、人知が原子核の内側へ踏み込むことを可能にしたのである。その過程で、「アクロバットのよう」なディラックの思考、つぎつぎと問題の鍵を見いだす「パウリの正攻法」、現象論的な類推から本質に辿り着く「ハイゼンベルク一流の類推法」など、さまざまな個性の頭脳が自然の謎と格闘する。本書はそんな「興奮の時代」と呼ばれた量子力学の成熟過程を、近体験する旅である。

スピン発見に至る思考をたどり、「古典的記述不可能」な量子力学的概念の真髄に迫る世界的名著。朝永生誕100年記念上製版で蘇る。

目次

夜明け前
電子スピンとトーマス因子
パウリのスピン理論とディラック理論
陽子のスピン
スピン同士の相互作用
パウリ‐ワイスコップとユカワ粒子
ベクトルでもテンソルでもない量
素粒子のスピンと統計
発見の年“1932年”
核力と荷電スピン
再びトーマス因子について
最終講義

商品詳細

出版社名
みすず書房
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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