消された漱石 明治の日本語の探し方
発売日:2008年6月
- ISBN
- 978-4-305-70379-8
- 著者情報
- 今野 真二(コンノ シンジ)
1958年、神奈川県生まれ。現在、清泉女子大学教授
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商品説明
「漱石語」は後世の幻想だった。夏目漱石の原稿を素材とし、明治期の日本語のあり方を窺う。(国語・国文学図書総目録より)
漱石の原稿を注意深く観察・分析し、現代人の私たちが「読んで理解していると思いこんでいる」明治期の日本語のあり方をうかがう。
目次
序章 近くて遠い明治(言語の身体性
現代からみた明治期―『英和字彙』を例として
本書を概観する)
1章 消された漱石(「フタエマブチ」は「フタエマブタ」か
「マブタ」「マブチ」に関わる語群
単純後の概観
現代日本語を対照して考える
複合語の分布から考える
明治期の「マブタ」「マブチ」を考える
漱石作品における「-マブタ」「-マブチ」
おわりに)
2章 印刷が消した漱石(「嶌田」は「島田」か
印刷されて形を変える原稿
漱石の漢字字形/字体
漱石の漢字の用字―漱石は「奇態」だったのか
語形から考える
「漱石文法」
明治期のテキストからみた漱石の原稿
おわりに)
3章 漱石が消した漱石(「骨稽」は単純な誤記か
虚子の訂正と漱石の訂正
「順良」はどこからきたか
仮名書きから漢字書きへの変更
「ナマグサイ」にあてられた漢字列
「同訓異議」「同訓異字」という捉え方
連合関係
外来語の定着度
おわりに)
終章 『それから』百年(明治四十二年六月二十七日のテキストからわかること
「手続き」がなぜ必要か
二〇〇七年六月三日漱石の「相対化」が行なわれていない
表記に関する「オリジナリティ」「プライオリティ」
言語の身体性―聴覚から視覚へ
身体性からみた「手書き」
おわりに)
商品詳細
- 出版社名
- 笠間書院
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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