あらしのあと「新版」
発売日:2008年6月
- 版数
- 新版
- ページ数
- 239p
- ISBN
- 978-4-00-114151-1
- 著者情報
- ヨング,ドラ・ド(ヨング,ドラド)(Jong,Dola de)
1911‐2003。オランダのアルネムで生まれる。若いころから作家として活動する一方、新聞記者としても活躍する。ナチス侵入の数日前にオランダを離れ、モロッコに逃れる。幼いころから習っていたバレエの先生をするが、のちにアメリカ合衆国へ渡り、戦後に市民権を得る。第二次世界大戦中の経験や、オランダから材料をとった作品をいくつか発表し、評判を呼ぶ。1947年、『畑地は世界』(オランダ語)にアムステルダム市から文学賞が贈られる。ミステリー作家としても知られ、1964年には『時のコマ』でエドガー・アラン・ポー賞を受賞
吉野 源三郎(ヨシノ ゲンザブロウ)
1899‐1981。東京生まれ。編集者、評論家、作家、翻訳家。新潮社版「日本少国民文庫」の編集主任を務め、「岩波少年文庫」の創刊にも尽力。雑誌「世界」の初代編集長
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商品説明
『あらしの前』から6年がたち、戦争は終わりました。ドイツ軍の占領で、つらい毎日を送ったオールト家の子どもたちですが、悲しみを乗り越えようと、とまどいながらも前に進み始めます。すると、少しずつ希望の光がさしてきました。小学5・6年以上。
戦争のつらい経験を乗り越え、新たな出発をしようと懸命に生きる家族の物語。『あらしの前』の続編。
【対象】小学高学年
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
「あらしの前」の続編です。あらし(第二次世界大戦)が終わったあとのオルト家の様子が語られます。 「前」のお話の時から数年たって、子どもたちの成長が著しいのには、驚くばかりです。 いたずらっこだったピムは色々なことを感じ、考える少年に。子どもらしい真面目さと一途さを備えていたルトは、しとやかな少女になっていました。今回は、ビムの代わりに、長女ミープの息子、ロビーがやんちゃぶりと愛らしさをふりまきます。そしてアメリカに渡ったユダヤ人の少年が、無事に青年になり、訪ねてきてくれたのは、なんと嬉しいことでしょう! 食料を初め、何もかもが足りない日々ですが、物資面だけでなく、実は精神面での回復も必要でした。人の心は、まだささくれだっています。そして、なんでも戦争のせいにして言い訳をする子どもたちにお母さんは言いました。 「・・それは戦争のせいではなくて、わたしたちがするからするのです。そのときどきに、何かわけがあってするので、戦争のせいじゃありません・・」 落ち着くにはまだ時間がかかりそうですが、オルト家の人々はあらしの前と同じく、家族同士、そして隣人と温かい関係を育みながら乗り越えていきます。 「せんそうってものはおそろしいもんですよ」バスにのりあわせたおばあさんの言葉です。どの国の人も皆、そう思っているのです。この素朴な言葉を、忘れてはいけないと思いました。(なみ@えほんさん 50代・大阪府 )
商品詳細
- シリーズ名
- 岩波少年文庫 151
- 出版社名
- 岩波書店
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 小学56年生
- フォーマット
- 文庫
- 原題
- 原タイトル:Return to the level land
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