ブナ林再生の応用生態学

寺沢和彦/編 小山浩正/編

発売日:2008年3月

  • ブナ林再生の応用生態学
  • ブナ林再生の応用生態学
ページ数
310p
ISBN
978-4-8299-1071-9

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商品説明

日本のブナ林は、1950年代以降「役に立たない林」として伐採が進められたためにその生態系は壊滅的な打撃を受けてしまった。しかし森林の重要性が社会的にも広く理解されるようになった現在、失われた美しい景観と生物多様性を取り戻すための再生への取り組みが始まっている。そのような取り組みを効果的に進めていくためには、ブナ林の優占種であるブナの生物的特性、とくに種子生産を中心とした繁殖に関する特性や、自然再生における「風土性の原則」を理解しておく必要がある。北海道での先進的な取り組みから得られた成果を踏まえ、これらの理解に必要な科学的情報をまとめ、技術者、研究者、市民、行政担当者の連携をつなぐ。

科学的知見に基づいた健全なブナ林再生を進めるため、開花、結実、集団構造などの生物的特性から施業技術までをトータルに解説。

目次

第1部 ブナの種子生産の生態学(ブナにおけるマスティングとその適応的意義―受粉効率仮説と捕食者飽食仮説の検証
ブナにおけるマスティングのメカニズム―開花量の変動と同調のメカニズムの検証
ブナの種子食性昆虫―加害種の生活史と共存機構
ブナの受粉の分子生態学―自家不和合性と近交弱勢)
第2部 ブナの結実予測技術の開発と発展(ブナの豊凶にかかわる要因の探索―マスティング研究と結実予測につながる研究プロローグ
ブナの結実予測技術―その開発と利用
豊凶予測の発展型―どこでもできる予測手法
フェノロジカル・ギャップの発見―開葉のタイミングと稚樹の分布)
第3部 ブナの遺伝的変異とその保全(ブナの分布の地史的変遷―動的にみた北限
ブナの集団の遺伝的変異と遺伝的構造―地史的分布変遷の影響
ブナの環境応答特性の地域変異―光合成機能と葉の形態・構造
ブナの種子貯蔵方法の開発―地元産種苗の安定供給のために)
第4部 ブナの天然林施業と研究(北海道南部におけるブナ林施業の過去・現在・未来
ブナ林の天然更新に関する施業と研究)

商品詳細

出版社名
文一総合出版
サイズ
21cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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