日本の恐ろしい話「改訂版」
発売日:2006年2月
- 版数
- 改訂版
- ISBN
- 978-4-03-512610-2
- 著者情報
- 須知 徳平(スチ トクヘイ)
1921年岩手県生まれ。國學院大学卒。教員を経て文筆生活に入る。少年時代より民俗や歴史に興味を持ち、作品にも民話や伝説を扱ったものが多い。1963年に『春来る鬼』(講談社)で第1回吉川英治賞を受賞。元盛岡大学教授
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商品説明
花のゆうれい、首だけのむすめ、ま夜中の葬式ほか、私たちの祖先の豊かな想像力から生まれた幽霊話やおばけ話、鬼のでる話など―超自然への恐れと生命の尊さを教えてくれる、怪奇と幻想に満ちた、日本の民話と伝説。小学校中学年から。
「花のゆうれい」「ま夜中の葬式」ほか、超自然への恐れと生命の尊さを教えてくれる、日本の民話と伝説。
【対象】小学中学年
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
1970-74年刊行の「少年少女・類別/民話と伝説 全34巻」からこわい話を中心に改訂・改装。2006年改訂第1刷。日本各地に伝わる幽霊や人間の怨念の話。生霊、人柱、不運な人生を送った人の末路、妖怪、地獄など。このシリーズは毎回、面白い話が多く、大人も読みごたえがある話ばかり。今回は特に「生活苦から怨霊化」したような話が印象に残った。昔は生き残るのが大変だったことがよくわかる。川に橋を架けるために、人間を「人柱」として生きたまま地面にうずめて、その上に橋を架けた「長柄橋の人柱」。渇水と洪水に悩み、橋が何度かけても壊れてしまう状況で、村長たちが寄り集まって相談し、決心したという。地域を平和に治め、人々の幸せのために自らの命も投げ出した村長により、橋はしっかりと架かることができたという。権力を持っている人に、ぜひとも聞かせたいお話。人間が極限状態に陥った時に、いろんな怪異に遭遇したり、奇跡に助けられたりする話も多かった。不遇の人生を歩み、晩年に貧困から怨霊化した話は、現代も独居老人の孤独死や、貧困世帯の増加などの問題に通じる。また、男女関係のもつれから相手を呪い、生霊となって、自分を捨てた相手をとり殺す話も、現代にもたくさんありそうだ。人間の心の闇は、時代を超えてもあまり変わらないことがよくわかる。文字が大きく、話はそれぞれ独立しているので、どこから読んでもよい。ちょっとした読書にも向いているシリーズ。昔の雰囲気が楽しめる挿絵も魅力的だ。(渡”邉恵’里’さん 40代・東京都 )
商品詳細
- シリーズ名
- 民話と伝説呪いの巻物 11
- 出版社名
- 偕成社
- 対象年齢
- 小学中学年
- フォーマット
- 単行本
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