ポスト・ユートピアの人類学
発売日:2008年2月
- ISBN
- 978-4-409-53035-1
- 著者情報
- 石塚 道子(イシズカ ミチコ)
1946年生まれ。関西学院大学大学院博士課程修了。博士(地理学)。お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科教授。カリブ海地域研究・文化地理学専攻。カリブ海地域小アンティール諸島を中心にクレオール社会・文化空間研究を行っている
田沼 幸子(タヌマ サチコ)
1972年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。博士(人間科学)。文化人類学。大阪大学大学院グローバルCOE特任研究員
冨山 一郎(トミヤマ イチロウ)
1957年生まれ。京都大学大学院農学研究科博士課程修了。博士(農学)。大阪大学大学院文学研究科准教授。歴史学、文化研究
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商品説明
革命、解放、平和、文明、開発、富――人類の理想郷としてのユートピアをめざすことができるという物語が説得力を失った今もなお、ユートピア的な希望を捨て去ることなく生きる人びとや運動に、人類学者として向き合う。失望や幻滅、皮肉をもって論じるのではなく、複雑で割り切れない現実の人間に肉薄することで「ユートピア」の現実批判力を探る新しい試
目次
1 「私たち」を求めて(ユートピアの重さ、ポスト・ユートピアの心地よさ
教育に託した開発・発展への夢―内戦、離散とスーダンのパリ人
地に呪われたる者は起ち上がったのか―マルティニクの植民地解放プロジェクト)
2 夢は「回帰」するのか(動員と連帯の跡地にて―自主管理時代のベトナム村落における統治のモラルの語りかた
市民社会を生きる人びと―フランス・マグレブ系移民の場合
センセーショナリズムへの冷笑―移行の言説としての韓国「民主化」と元労働運動家たちの懐古
ナショナリズムの歌い方―マレーシアの愛国歌(lagu patriotik)の時間)
3 いま、ここにない希望(夢と憫察―中国革命のなかの「新女性」
YUMA‐CUBA ここではないどこか、私ではない誰か
「革命芸術」の齟齬―ニカラグア壁画運動のたどった途
ずれた未来を垣間見る―フランスにおける「組み込み」政策の周辺で)
4 かえりみれば(“アイロニー”の翻訳―ポスト・ユートピアが人類学に教えること
ユートピアたち―具体に差し戻すということ)
商品詳細
- 出版社名
- 人文書院
- フォーマット
- 単行本
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