風景と実感 短歌評論集

吉川宏志/著

発売日:2008年1月

  • 風景と実感 短歌評論集
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ISBN
978-4-86198-078-7
著者情報
吉川 宏志(ヨシカワ ヒロシ)
1969年、宮崎県生まれ。京都大学文学部国文学科卒。94年、第12回現代短歌評論賞受賞。歌集に『青蝉』(第40回現代歌人協会賞受賞)などがある。現在、短歌誌「塔」選者

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商品説明

「なまなましい〈実感〉をなぜ短歌は生み出すことができるのか」本書は、「書かれた言葉(エクリチュール)がなぜ豊かな身体性を帯びるのか」という、「おそらく、文学の本質に深く結びついている」問題を考えつづけた筆者の軌跡である。「古い時代から現代までの歌論」や「身体と空間に関する著作」など、多様な文献が参照され、幅広い視野からのアプローチにはなるほどと納得させられる。
まず筆者は、「書かれた言葉は〈記号〉なのだ、という認識が、今ほど無意識に信じられている時代はないのではないか」と切り出す。そこには、「記号論的な

目次

第1章 「実感」とは何か(言葉が「なまなましさ」を帯びるとき
「実感」という語について
「実感」と「思想」)
第2章 短歌の風景論(なぜ「風景」か
風景とそのリアリティ
乗鞍岳をめぐって―風景・写真・我
茂吉「写生の説」とセザンヌ
繰り返し表現と風景
道順と地図
奥行きの表現
舗道と街路樹
陽の位相
風景の中の〈境界〉)
第3章 風景をめぐる断章(阪と路次
風景と「わたし」
風景と身体
「見る」ということ
「風土性」と「場所性」の間で
風景とナショナリズム
「皇宮屋」の風景)
第4章 歌人論(「旅」という装置―戦時下の釈迢空
自然とユーモア―前登志夫
「私」に執し、「私」を超える歌人―島田修二
身をさらして言葉を回復する営為―大口玲子『ひたかみ』を読む
鋭い観察が生み出す優しさ―木俣修
火の来歴―高野公彦)

商品詳細

シリーズ名
塔21世紀叢書 第115篇 青磁社評論シリーズ 1
出版社名
青磁社
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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