ティツィアーノ《パウルス3世とその孫たち》 閥族主義と国家肖像画 新装版
発売日:2007年11月
- ISBN
- 978-4-88303-217-4
- 著者情報
- ザッペリ,ロベルト(ザッペリ,ロベルト)(Zapperi,Roberto)
1932年、カタルーニァ生まれ。ローマで哲学と歴史を研究し、現在、エンチクロペディア・イタリアーナ研究所の編集員として活躍している。政治史と史的人類学に興味をもち、また数年前からは、史的・芸術的性格をもつ諸問題にも関心を示している
吉川 登(ヨシカワ ノボル)
1948年生まれ。1977年、京都大学大学院文学部研究科博士課程修了。現在、熊本大学教育学部教授。専門は美術史・美術理論、美術教育(鑑賞学)
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
『パウルス3世とその孫たち』は、ティツィアーノの最も有名な、論じられることの多い絵画の一つである。とはいえ、この絵が提示する一連の問題は、今日まで満足のいく解答を見出していない。この絵は普通、国家肖像画のジャンルに分類されているが、これまで誰も、その絵の政治的意味内容を解読しようとしなかった。この絵において、なぜ教皇の二人の孫アレッサンドロとオッターヴィオだけが描かれ、彼の息子ピエル・ルイージや他の二人の孫オランツイォとラヌッチオは描かれなかったのか?なぜ絵画の制作が中断されたのか、そして、画家は別れを告げたが、ティツィアーノとファルネーゼ家との関係がそこなわれなかったのはなぜか?依頼者の希望で伝えられるはずであった政治的メッセージを人々に理解させるのに、画家はどのような芸術的手段を用いてこれに成功したのか?文献的及び図像的資料の研究によって、著者は、上記の問に対し、説得力のある答えを出すことができた。同時に、本書で示された分析は、美術史研究のかかえているアクチュアルな諸問題を討論の対象にすえる機会をも提供している。
目次
第1章 未完の肖像画『パウルス3世とその孫たち』(ティツィアーノ作『パウルス3世とその孫たち』
表敬 ほか)
第2章 肖像画の政治的機能(閥族主義
国家肖像画 ほか)
第3章 画家の思惑(ファルネーゼ家とティツィアーノ
ローマのティツィアーノ ほか)
第4章 肖像に滑り込まされる野望(ピエル・ルイージの四人の息子たち
アレッサンドロの焦り ほか)
第5章 野望の結末、そして絵が語るもの(制作の中断についての新説
肖像画のその後の運命 ほか)
商品詳細
- シリーズ名
- 作品とコンテクスト
- 出版社名
- 三元社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。