憎悪の世紀 なぜ20世紀は世界的殺戮の場となったのか 下巻
発売日:2007年12月
- ISBN
- 978-4-15-208884-0
- 著者情報
- ファーガソン,ニーアル(ファーガソン,ニーアル)(Ferguson,Niall)
ハーヴァードの歴史学者。1964年スコットランド、グラスゴー生まれ。オックスフォード大学マグダレン・カレッジを卒業後、ドイツ留学、ケンブリッジとオックスフォードでの講師職を経て、2000年からオックスフォード大ジーザス・カレッジ教授、2004年からハーヴァード大学歴史学教授となる。また金融史の分野においてもハーヴァード・ビジネススクール教授、スタンフォード大学フーヴァー研究所のシニア・フェローも務める。史料やデータを再構成・再検証して歴史の再解釈を試みるリヴィジョニズムの手法、または「もしも…だったら」という仮定に基づく反事実歴史学(カウンターファクチュアル・ヒストリー)の第一人者として知らる。現在も英米両国でテレビや新聞・雑誌などのレギュラー・コメンテーターとして活躍している。2004年には『タイム』誌の「世界でもっとも影響力のある100人」にも選ばれるなど、今後の活躍が期待される
仙名 紀(センナ オサム)
翻訳家。1936年東京生まれ。上智大学新聞学科卒。朝日新聞社で主として雑誌編集に携わったのち翻訳家に
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商品説明
双方に多大な犠牲者を出した第二次世界大戦は、ファシズムの枢軸を打倒した連合国側の勝利に終わった。だがそれも平和に向かう人類全体の勝利とはとうてい言えなかった。以後イギリスやアメリカは、大戦中に手を結んだ「赤い悪魔」ソ連と半世紀にわたる冷戦を余儀なくされ、その代理戦争として朝鮮やヴェトナムで多くの人々の血が流れることになった。一方、「帝国」覇権の消滅によって中東、アフリカ、アジアで独立の気運が高まり、それにも流血がともなった。冷戦終結後の90年代になっても暴力は止まるところを知らず、バルカン半島やアフリカなどで民族紛争は続いた。20世紀の血なまぐさい特質は21世紀にも負の遺産として持ち越されるのであろうか。それとも東西両陣営が結果的に核の使用を思い止まったように、多少の希望を持ってもよいのだろうか。そのために世界には何が必要なのか。著者ファーガソンは本書の中で、定量的で巨視的な歴史分析と、人の心の中を覗き見る洞察力で、これらの問いに敢然と挑んでいる。いま世界がもっとも注目するヒストリアンの代表作、初の邦訳。
目次
第2部 帝国(承前)(不可能な防衛
平和の愚かしさ)
第3部 殺戮圏(電撃作戦
鏡を覗いて
殺人者と協力者
地獄門)
第4部 汚れた勝利(戦争の浸透作用
崩壊
西欧の没落)
付録 歴史のなかの世界戦争
商品詳細
- 出版社名
- 早川書房
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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