分裂病と他者

木村敏/著

発売日:2007年8月

  • 分裂病と他者
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ISBN
978-4-480-09089-8
著者情報
木村 敏(キムラ ビン)
1931年、旧朝鮮生まれ。1955年、京都大学医学部卒業。京都大学名誉教授、河合文化教育研究所主任研究員。専攻、精神病理学。1981年に第3回シーボルト賞、1985年に第1回エグネール賞、2003年に第15回和辻哲郎文化賞受賞

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商品説明

精神病理から人間存在の本質にいたる思索をさらに深め、分裂病者にとっての「他者」の問題を徹底して掘り下げた木村精神病理学の画期をなす論考。ハイデッガー、西田幾多郎らに加え、デリダ、ラカン、レヴィナスなどの構造主義と正面からわたり合い、自己と他者との関係のありかたを「あいだ=いま」という本質的な項を媒介として見つめ直す。研ぎ澄まされた治療感覚をもって、患者の生き方を知覚し、治癒をめざして真摯な長い対話を重ねる著者の思策と営為。今、「臨床哲学」の地平が開かれる。

目次

あいだと時間の病理としての分裂病
他者の主体性の問題
自己と他者
家族否認症候群
精神医学における現象学の意味
直観的現象学と差異の問題―現象学的精神医学の立場から
危機と主体
離人症における他者
内省と自己の病理
自己の病理と「絶対の他」
現象学的精神病理学と“主体の死”―内因の概念をめぐって
境界例における「直接性の病理」
離人症と行為的直観
分裂病の治療の関して

商品詳細

シリーズ名
ちくま学芸文庫 キ14-3
出版社名
筑摩書房
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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