新音楽の哲学

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ISBN
978-4-582-70267-5
著者情報
アドルノ,テオドール・W.(アドルノ,テオドール・W.)(Adorno,Theodor Wiesengrund)
1903‐69。フランクフルト学派を代表するドイツの哲学者、社会学者。フランクフルト大学で哲学博士号(フッサール論)、教授資格(キルケゴール論)を取得。哲学と音楽の両分野に秀で、アルバン・ベルクに作曲を学んだ作曲家でもある。1938年、ナチズムのドイツを逃れてアメリカ合衆国に移住。大衆文化の研究とファシズムを生んだ“権威主義的性格”の研究に携わる。1947年、M.ホルクハイマーとの共著『啓蒙の弁証法』を出版。1949年帰国後はフランクフルト大学教授となり、ホルクハイマーと共に「社会研究所」を再建、後に所長となる

龍村 あや子(タツムラ アヤコ)
1951年生まれ。京都市立芸術大学音楽学部教授。専門は音楽美学・社会学、比較文化・比較文明論。東京藝術大学で音楽美学・民族音楽学を専攻した後、ベルリン自由大学で哲学・社会学・音楽学を専攻、ベルリン工科総合大学のC.ダールハウスのもと、アドルノの音楽哲学研究で哲学博士号を取得。現在の主な研究テーマはグローバル化時代の音楽批判論

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商品説明

この世界のあらゆる暗闇と罪を、新音楽は自らに引き受けた。新音楽の幸せのすべては、不幸を認識することにあり、新音楽の美のすべては、美の仮象を断念することにある。個人であれ集団であれ、新音楽と関わりをもちたいと思う者はいない。その音楽は、耳に届くことなく、こだますることもなく、やがて消えてゆく。“新音楽”は、破局の時代に対する批判たりうるか。待望の新訳決定版。

アドルノの音楽哲学の主著。シェーンベルクとストラヴィンスキーを論じながら近代音楽の新たな可能性と危機を示す現代芸術論の白眉。

目次

序論(題材の選択について
新しい妥協主義
虚偽的音楽意識 ほか)
シェーンベルクと進歩(作品の動揺
素材の傾向
仮象と遊戯に対するシェーンベルクの批判 ほか)
ストラヴィンスキーと復古(真正さ
意図の喪失と犠牲
根源現象としての手回しオルガン ほか)

商品詳細

出版社名
平凡社
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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