ミサコの被爆ピアノ
発売日:2007年7月
- ISBN
- 978-4-06-214134-5
- 著者情報
- 松谷 みよ子(マツタニ ミヨコ)
1926年、東京生まれ。坪田譲治に師事し、1951年、『貝になった子供』で第1回児童文学者協会新人賞を受賞。以後、「モモちゃんとアカネちゃん」シリーズ(講談社)をはじめとする童話、絵本、紙芝居、詩、エッセイなど、幅広い創作活動を展開。各地を旅して生まれた作品も数多く、なかでも信州の小泉小太郎伝説に想を得た『龍の子太郎』(講談社)は、1962年、国際アンデルセン賞優良賞を受賞。多くの作品が舞台化、劇化されるなど、その文学は赤ちゃんから熟年に至るまで、広く愛される国民的文学となっている
木内 達朗(キウチ タツロウ)
1966年、東京生まれ。国際基督教大学教養学部生物科卒業後、渡米。アートセンターカレッジオブデザインイラストレーション科卒。1992年に帰国、以後フリー。数々の小説の挿絵や装画を手がける。ボローニャ国際絵本原画展入選。講談社出版文化賞さしえ賞受賞。2006年に英国ロイヤルメールのクリスマス切手を手がける。東京イラストレーターズ・ソサエティ会員
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商品説明
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
この絵本の主役はピアノです。広島の原爆を体験したピアノ。爆心地から1.8kmという場所で被爆し、幸運にも壊れなかったピアノ。そして持ち主はミサコさん(仮名)。イギリス製のバイクを乗り回していたお父さんが、バイクを売り払って購入したピアノ。家が一軒買えるほどの高価な特性のピアノだそうですから、とても裕福な家庭でした。音楽を楽しむ家族でしたが、小学校4年のとき、戦争はミサコさんにも訪れました。8月6日、あの日17歳のミサコさんは工場で働いていて助かった一人。悲惨な広島の光景と終戦。ガラスの破片が突き刺さりながら無事だったピアノ。廃墟の広島で弾いたトセリのセレナーデは鎮魂であり、戦争が終わった安息でもあったのですが、人々から非難を浴び、石を投げ込まれたそうです。それが終戦でした。それから長い年月を経ても、ミサコさんのそばにあったピアノですが、ある調律師の力で再び音色を奏でる日が来ました。そのピアノがあちらこちらの会場でコンサートを開くようになりました。原爆を体験したピアノが奏でるのは平和への願いでしょうか。CDにもなっているようです。絵本の中からその音色が聞こえてくるようです。木内達朗さんの絵が重厚で素晴らしいです。絵の中のピアノに語らせていますし、人をほとんど登場させない絵でありながら、人々の姿を想像させられる描き方。風景の一部を切り取った構図で、とてもスケールの大きさと深みを作っています。(ヒラP21さん 50代・千葉県 男の子14歳)
商品詳細
- 出版社名
- 講談社
- 対象年齢
- 小学34年生 小学5
- フォーマット
- 単行本
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