子どもたちが自ら進んで動く掃除システム作り小事典
発売日:2007年4月
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商品説明
掃除が好きだーという子はまずいない。「みんなできれいに」と厳しい指導を回避すると必ず学級は崩壊する。自分の分担を決めるシステムをつくることで教室はきれいになり、教師の指導も入り学級は安定する。低から中学までの掃除システムづくりのヒントを具体的に紹介。
まえがき
掃除指導は、けっこう大変である。
学級崩壊のクラスでは、ゴミが散乱している。必ずといっていいほどだ。
この逆もいえる。教室がいつもきれいだと授業が安定していることが分かる。
掃除指導は、どれだけ子どもたちに学級のシステムが入り込んでいるのかを測るバロメーターでもある。
それは、システムが一番に崩れるのがこの掃除指導だからである。
私は、長いこと、一人一役制度を導入してきた。
誰が、どこをどうするかを明確にした。
できていなければ、できていない担当者だけを指導する。
例えば、教室の黒板を掃除する担当者を決めておく。この黒板がきれいに掃除できていなければ、その担当者を一人呼んで指導する。指導といってもほとんど一緒にしている感じである。
お互いが、自分の分担が分かり、何をすればよいかが明確になることで動けるのだ。
これを「みんなで、きれいに」とスローガンだけを掲げて指導すると、結局「誰も掃除をしない」ということになる。特に若い教師に多い。
若い教師と話していて、なるほど思うことがあった。
掃除でもなんでも、子どもに指導ができないという。
それは、若い教師の中に、「厳しくしては、嫌われる」という意識があるかららしい。
嫌われても、言わなければならないことは言わなければならない。
掃除など、みんなが行うことは行わせなければならない。
みんなができるから、安定した学級運営ができる。
特別な子をつくってはいけないのだ。
学級は、そこから崩れていく。
掃除なら掃除のシステムが作用していないから言いにくくもなる。
システムを作り、作ったときのように指導すればよい。
「黒板の掃除の人は、チョークの粉を捨てると書いてあります。誰もが今まで書いてあるとおりにしています。○○ちゃんもできるよね。みんなそうだよね」
と指導すればよい。
誰が何をどのように行うのか。
そのシステムを作るのが教師の仕事である。
掃除は、一番にほころびが出る場所である。
学級経営が安定しているかどうかは、掃除から分かる。
本書は、掃除に限定して、指導場面を抽出した。お役に立てると思う。
TOSS岡山サークルMAK代表 /甲本 卓司
目次
1 低学年の子どもたちだけでもできるシステムの作り方(低学年の掃除指導のシステム作りのポイント
一年生 初めての掃除指導を成功させる秘訣 ほか)
2 中学年のやんちゃな子も張り切って行うシステムの作り方(中学年の掃除指導のシステム作りのポイント
さぼる子をなくすチェックシステム ほか)
3 高学年が自ら動くシステムの作り方(高学年の掃除指導のシステム作りのポイント
少人数でもできる教室掃除のポイント ほか)
4 中学校・その他、知っておくと得する指導のポイント(軽度発達障害の児童に配慮した掃除指導のポイント
宿泊研修でほめられる掃除指導のポイント ほか)
5 掃除指導Q&A(早く掃除が終わった子が騒ぎます。どうすればよいのでしょうか?
どのくらいの周期で掃除当番を替えたらいいですか? ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 明治図書出版
- 対象年齢
- 教員
- フォーマット
- 単行本
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