洪水と治水の河川史 水害の制圧から受容へ「増補」

大熊孝/著

発売日:2007年5月

  • 洪水と治水の河川史 水害の制圧から受容へ「増補」
  • 洪水と治水の河川史 水害の制圧から受容へ「増補」
版数
増補
ISBN
978-4-582-76611-0
著者情報
大熊 孝(オオクマ タカシ)
1942年8月、台北市生まれ。引き揚げ後、高松、千葉、長岡、新潟に住む。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。工学博士。新潟大学自然科学系工学部建設学科教授。専門は河川工学、土木史。自然と人間の関係がどうあればいいのかを、川を通して研究しており、川の自然環境を守るとともに、治水・利水のあり方を地域住民の立場を尊重しながら考察している。NPO法人新潟水辺の会代表、通船川・栗ノ木川下流再生市民会議会長、水郷水都全国会議共同代表ほかを務める

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商品説明

川とは、人にとってどのような存在なのか。近代治水技術の発展と限界を歴史的・具体的に検証し、自然との共生をめざす治水のあり方、「溢れても安全な治水」とは何かを追究した画期的著作。脱ダム問題なども含め、近年の研究を踏まえた新論考「川の本質を考える」を増補した新版。

日本の川はどうあるべきなのか。近代治水技術の発展と限界を追究、真の治水とは何かを問う名著。新論考「川の本質を考える」を増補。

目次

第1章 近代治水の勝利と破綻(水防と治水
近代治水の功罪)
第2章 川の個性と水害(地質と河川の特徴
沖積平野を流れる河川の三形態
川を変える自然の猛威
川の流れと降雨
人の営みと水害の変化)
第3章 自然の制約と技術の限界下で―近世の川と水害(北上川の大改修と舟運体系
桂離宮にみる水害への対応
『百姓伝記』にみる水防・治水思想
利根川の舟運・治水体系と浅間山の噴火
信濃川・阿賀野川の分離と近世技術の限界)
第4章 近代技術の登場と水害への対応の変化(信濃川大河津分水
終わりなき利根川治水
ダムによる洪水の調節
治水計画と排水ポンプ
弱体化した水防)
第5章 自然と共存する水害への対応(総合治水対策
超過洪水対策
水害対応策のあるべき姿)

商品詳細

シリーズ名
平凡社ライブラリー 611
出版社名
平凡社
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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