ミステリーはおいしい

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ISBN
978-4-591-09638-3
著者情報
赤木 かん子(アカギ カンコ)
児童文学評論家、子どもの本の探偵、図書館棚づくりプロデューサー。1984年、子どもの頃に読んでタイトルや作者名を忘れてしまった本を探し出す「本の探偵」でデビュー。以来、子どもの本を中心に、本や文化の紹介、書評、講演など、さまざまな分野で活躍。1999年から本格的に取り組みはじめた、学校図書室棚づくりプロデュースで、全国の学校図書室が活性化しつつある

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商品説明

「アラカルトの春」「料理女を探せ」「砂糖合戦」など4編を収録。
【対象】小学高〜中学生

<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
2007年刊行。短編ミステリー特集。料理や飲食店に関係する話が4篇。・アラカルトの春 著:О・ヘンリー(1906)・ママは賭ける 著:ジェイムス・ヤッフェ(1952)・料理女を探せ 著:アガサ・クリスティ(1951)・砂糖合戦 著:北村 薫(1989)まるでコース料理のよう。「アラカルトの春」は、料理屋のメニューをタイプライトで清書する女子の、純愛の話。極寒&極貧の大都会で、暦の上では春を迎えたが、まだまだ春は遠い。春の訪れを待ち望む必死な乙女心と、人が必死で耐え忍んでいる状況をあざ笑うかのような、洒脱な文章のコントラストが印象的。どれも個性が強い話だが、「ママは賭ける」は、いくつになってもお母さんに勝てない息子と、いくつになっても息子を子ども扱いするお母さんの闘いと事件解決が混然一体となって、妙な味わい。「料理女を探せ」は、名探偵ポアロもの。初期の作品だそうだ。彼はベルギー人だからか、独特の話し方が耳に残る。トリックをいとも簡単に解いてしまうカッコいい話。「砂糖合戦」は、80年代の日本の都会が舞台。先の3つが外国の、昔の話だったので、ようやく自分になじみがある世界に帰ってきた感じがする。先の3つと違って、設定も犯罪内容もずいぶんセコイが、逆に言うと至って平和で、誰も死なないので安心して読める。ただ、日常生活の中で、知らないうちに人に潜む闇の部分がどんどん大きくなって犯罪に繋がっていく怖さがある。生々しい。どの話も曲者ぞろいで、読みごたえがある。今と違う時代に遊ぶもよし、トリックを考えるのもよし、何も考えずにただただ話を愉しむのもよし。贅沢な短編集である。(渡”邉恵’里’さん 40代・東京都 )

商品詳細

シリーズ名
ミステリーセレクション 4
出版社名
ポプラ社
対象年齢
小学高〜中学生
フォーマット
単行本

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