前川佐美雄/清水比庵
発売日:2007年2月
- ISBN
- 978-4-7868-0097-9
- 著者情報
- 前川 佐美雄(マエカワ サミオ)
明治36年、奈良県に生れる。早く佐佐木信綱の竹柏会に入ったが、上京して東洋大学を卒業後は「まるめら」に参加している。同会がそのモダニズム志向には慊らなかったといえば、写生を基底とする近代短歌への反措定として作歌が始っている事情は、昭和5年に刊行の処女歌集「植物祭」に具に読まれる。同9年「日本歌人」を創刊、尖鋭な抒情を斬新に歌って、ひとつの意味で前衛的な作品が、同時に伝統的な声調を潜めているところが、閉塞した時代に迎えられた。戦争責任を糾された戦後も、一貫して勁いものを失わず、俊才を門下に輩出するなかで、次第に平明なものに向った晩年の歌風をよく示す一巻に「白木黒木」がある。平成2年歿
清水 比庵(シミズ ヒアン)
明治16年、岡山県に生れる。京都帝大を卒えた後、古河電気工業日光精銅所に勤務していた昭和5年、日光町の懇望によって同町長に就任、傍ら作歌を事とし、歌誌「二荒」を創めたことから、歌人町長の名を謳われる。町長職に十年在る間、融通無碍で飄逸味の溢れる歌境を深めては、書と画の世界に遊んだのがやがて一家をなすに至り、昭和17年に川合玉堂、清水三渓らと野水会を、また戦後の同37年には奥村土牛、小倉遊亀らと有山会を設立、毎年の両会展の催しに書画の作品を発表したその活動は、歌誌「窓日」の主宰となった八十翁の日にむしろ旺んであった。歌集「比庵晴れ」を同48年に刊行し、翌々50年に歿
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商品説明
狭義の文学史や文壇意識に捉られることなく,浪漫的心性に富んだ近代の文学者・芸術家を選んだ小説,詩歌,エッセイなど。
目次
前川佐美雄(植物祭
大和
短歌随感(抄))
清水比庵(野水帖(歌集の部)
紅をもて(抄))
商品詳細
- シリーズ名
- 近代浪漫派文庫 39
- 出版社名
- 新学社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
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