はじめてふったゆき

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ページ数
1冊(ページ付なし)
ISBN
978-4-8354-4253-2
著者情報
田島 征彦(タジマ ユキヒコ)
1940年、大阪府に生まれる。幼少年期を高知県の山村で過ごす。1965年京都市立美術大学(現・芸術大)染織図案科専攻科修了。型絵染作品で日本版画家協会展(現・会員)京都洋画版画新人賞、高知国際版画トリエンナーレ。絵本では『祇園祭』(童心社)『てんにのぼったなまず』(ブッキング)で2度の世界絵本原画展金牌賞、『じごくのそうべえ』(童心社)で第1回絵本にっぽん賞、『火の笛―祇園祭絵巻』で小学館絵画賞

竹内 智恵子(タケウチ チエコ)
1932年生まれ。福島県会津若松市出身。喜多方市に住み、40年ほど前より奥山や村里に古老を訪ね、昔話や伝説、炉辺物語などの聞き書きを詩として発表。また仙台の元遊女たちの話を聞き歩いて『昭和遊女考』(「現代詩謡」21〜25号)をまとめる。民話と文学の会、現代詩謡作家連盟会員

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商品説明

ざっとむかし、まだ会津のくにに、ゆきがふらなかったころのはなし。
磐梯山のてながあしながという大猿は坊さまに小猿にしてもらい地蔵として住まわせられた。月日は流れ村は悪代官が仕切るようになり…。

【対象】幼児〜小学低学年

<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
見返し絵を描いている今は亡き田畑正くんにささげたお話。進行性筋萎縮症という難病で29才でなくなった田畑正くんは田島さんの大学での教え子だったのです。『絵筆にかけた青春』という田島さんがまとめた田畑くんの遺稿集に記された、田畑さんの不遇な略歴はこの『はじめてふったゆき』の化けものサルに込められているようにも思えました。田島さんの作品には、弱者をモデルにしたり、弱者の絵をお話にしたり、田島さんの人間愛による作品が数多いのです。会津地方に雪が降らなかった頃の昔話。一匹の化けものザルが悪さをしていたのです。しかし、お坊さんが訪ねたことには、本当は小さなサルになって人間たちと仲間になりたかったのです。お坊さんはサルを小さくして、六地蔵の仲間にしてあげました。化けものザルに恐れをなしていた、領主が村に戻ってきて村民たちの搾取を始めます。そんな時、お坊さんはサルと六地蔵を天竺に送って頼みごとをします。それが「ゆき」。村人たちを守るための雪だったのです。田島さんの大胆な画風と破天荒なお話。だいだんぼうが「ふぐり」丸出しで登場したり、「まったでえこ」のような色っぽい大根が登場したり、民俗情緒たっぷりのお話ですが、田畑くんへの鎮魂になっているのだと感じました。お坊さんは田島さんでしょうか。共著の竹内さんは会津地方の伝承や昔話の研究家のようであり、とても重厚な絵本になっていると思います。(ヒラP21さん 50代・千葉県 男の子14歳)

商品詳細

出版社名
ブッキング
サイズ
24×25cm
対象年齢
幼児 小学12年生
フォーマット
単行本

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