ピアニストは二度死ぬ
発売日:2006年12月
- ISBN
- 978-4-86020-208-8
- 著者情報
- ミラー,クリストファー(ミラー,クリストファー)(Miller,Cristopher)
ニューヨーク市で生まれ、クリーブランド、シアトル、ポートランド、オレゴン、セントルイスなどを転々として育つ。コロンビア大学とワシントン大学で哲学と文学を学んだ後、心の病に苦しむ人の自立を支援する団体や、ホームレス・センターなどで働いた経験を持つ。2002年に『ピアニストは二度死ぬ』でデビューするや、世界中で評判を呼んだ。ブルックリン在住
石原 未奈子(イシハラ ミナコ)
広島県出身。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒業。編集プロダクションと外資系メーカーでの勤務を経て、2001年に翻訳学校ユニカレッジ入学。加藤洋子氏、小川隆氏に師事
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商品説明
奇妙な人物ばかりが登場するのに、読み終えるとなぜか人間が愛おしくなる、不思議な愛憎劇。ディカプリオが映画化権を獲得!
実在しない作曲家のCD、「サイモン・シルバー ソロピアノ作品集」に添えられたライナーノーツという形式をとり、「才能」に憧れる男たちを描いた異色の小説。ライナーノーツには全曲解説があり、その解説を読んでいくうちに、サイモン・シルバーという前衛的すぎる作曲家の人物像と、その奇妙な生涯が浮き彫りにされてゆきます。
ライナーノーツの文章はすべて伝記作家ノーマンの一人称(という設定)。本書のおもしろさはノーマンがありきたりの伝記作家のように裏方に徹するのではなく、ひんぱんに自分を表にだす点にあります。世間から認められることへの渇望を訴え、孤独の恐ろしさを語るノーマン。自分を認めてくれないサイモンを憎みつつ、離れられない-けっして善人ではないが悪人でもない-その複雑さが魅力となります。
ひとをくったような登場人物たちに、ひとをくったような曲の数々、それらを記述する伝記作家のほうも人間嫌いときているから、この小説は一筋縄ではいきません。が、内容は理解に苦しむということはなく、音楽的な知識も必要ありません。むしろひねくれたユーモアに笑いを誘われるでしょう。少しミステリじみてくる後半も含めて最後まで飽きることなく読み進めることができる一冊です。
加えて本作は、レオナルド・ディカプリオの映画会社が映画化権を獲得しており、ディカプリオ本人が主人公役を希望しているようです。
商品詳細
- 出版社名
- ブルース・インターアクションズ
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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