原点を見つめて それでも人は生きる
発売日:2006年9月
- ページ数
- 297p
- ISBN
- 978-4-396-31412-5
- 著者情報
- 曽野 綾子(ソノ アヤコ)
1931年9月、東京生まれ。聖心女子大学卒。幼少時より、カトリック教育を受ける。1953年、作家三浦朱門氏と結婚。小説『燃えさかる薪』など著書多数。一方、NGO活動「海外邦人宣教者活動援助後援会」(通称JOMAS)などを通して、世界に視野を広げた精力的な社会活動でも注目を浴びている
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商品説明
人を殺す悪路、水道水のない土地、動物のように放置される痛み、思考を遮る暑さ、同じ「餌」を食べ続ける人々…。かくも凄まじい自然、貧しい世界があったのか。しかし、私たちはそこから出発したのだ。
人を殺す悪路、水道水のない土地、動物のように放置される痛み、思考を遮る暑さ、同じ「餌」を食べ続ける人々…
かくも凄まじい自然、貧しい世界があったのか
しかし、私たちは、そこから出発したのだ
「人はすべて、自分の出発した地点を肝に銘じて明確に、常に覚えていなければならない。人は自分の暮らしの原型、出発した地点の風景を、常に心の視野のうちに納めて置くか、せめて知識としてでも知っていなければならない。目的地だけわかっているのではいけないのだ」――(本書より)
何の灯も目標物もない荒野や砂漠では、人は二つの光源を必要とすることを私はその時肝に銘じたのであった。一つは自分の出発した地点に置くためで、もう一つは今自分がいる足元を照らすためである。(中略)
人はすべて、自分の出発した地点を肝に銘じて明確に、常に覚えていなければならない。人は自分の暮らしの原型、出発した地点の風景を、常に心の視野のうちに納めて置くか、せめて知識としてでも知っていなければならない。目的地だけわかっているのではいけないのだ。本書より
目次
「光」―二つの光源
「道」―砂漠で溺死する
「道」―人を殺す悪路
「水」―水の匂い
「食」―日常的飢え
「病」―生き残りのためのルール
「教育」―宿題帳も金になる
「貧困」―貧乏の定義
「家」―病人を屋根から下ろす
「気温」―思考と高温の関係
「疑心」―疑うという機能
「清潔」―使い捨ての再利用
「旅」―世界は村だけ
「不幸」―車庫の光景
「未来」―野焼きの光景
「幸福」―犬は必需品
「人間性」―慈悲と強欲
「防備」―カウンターの上の偽金
「食」―大地をゆるがす人々
「憎しみ」―抹殺の情熱
「自然」―森の恐怖
「民主主義」―大樹の下の長老たち
「死」―死者の俤
「生」―源流に立つ
商品詳細
- シリーズ名
- 祥伝社黄金文庫 Gそ2-7
- 出版社名
- 祥伝社
- サイズ
- 16cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
注意事項
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