薬用植物・生薬の開発 普及版
発売日:2006年10月
- ISBN
- 978-4-88231-903-0
- 著者情報
- 佐竹 元吉(サタケ モトヨシ)
日本薬剤師研修センター、国立医薬品食品衛生研究所生薬部長、お茶の水女子大学生活環境研究センター客員教授
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商品説明
いまや新薬の開発はDNA・ゲノムサイエンスの時代であるといわれているが,20世紀の薬品開発が化学合成中心の時代であったのとよく似ている。ゲノムサイエンスの基盤を担うものに素材・標的分子の選択がある。世界各国で躍起となっている新薬開発も皆が同じ標的分子から出発したのでは類似した結果しか生まれない。
ゲノム創薬の時代にあってなお注目されているのが,多様性にとんだ素材であり,人類の歴史とともにある生薬・薬用植物である。 薬用植物資源の開発は現在,各国の研究者によって積極的に行われており,抗癌剤の研究では注目される化合物が単離され,それらとその誘導体が医薬品として利用され,さらに臨床治験が報告されている。また抗エイズ剤としても薬用植物が注目されている。
薬用植物はこのような人類共通の疾病薬の開発のためだけでなく,各国の風土病や伝統的な医療体系治療を目的として,現在でも世界の人口の50%以上の人達に利用されている。
これらの薬用植物は新薬開発のシーズとしてみる時,その基盤となる民族植物学的研究が必ずしも十分ではないため,まだまだ開発利用されていないものが多い。
個人個人の健康増進管理のために,食生活の改善と同時に薬用植物・ハーブの利用が活発に行われている。アメリカではダイエッタリーサプルメントと称する健康食品が広く使われるようになり,わが国でも2001年3月に食薬区分が30年ぶりに見直され,新しい行政制度が発足している。これらの中で薬用植物・ハーブは重要な役割があり,これらに関する正確な最新の情報が必要になってきた。このような時期に本書を,生薬・薬用植物に感心のある方々に一読していただき,それぞれの分野で活用して戴ければ幸いです。
本書は2001年9月に『薬用植物・生薬開発の最前線』として刊行されました。普及版の刊行にあたり,内容は当時のままであり加筆・訂正などの手は加えておりませんので,ご了承願います。
目次
総論編
生薬素材編
生薬の品質評価編
薬用植物、機能性食品、甘味編
創薬シード分子の探索編
生薬、民族伝統薬の薬効評価と創薬研究編
商品詳細
- シリーズ名
- CMCテクニカルライブラリー 241
- 出版社名
- シーエムシー出版
- フォーマット
- 単行本
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