思想空間としての現代中国
発売日:2006年8月
- ISBN
- 978-4-00-023424-5
- 著者情報
- 汪 暉(ワン フイ)
1959年、江蘇省揚州市生まれ。揚州師範学校中文系卒業、南京大学中文系修士課程修了、中国社会科学院研究生院博士課程修了、文学博士。現在、清華大学人文社会科学学院教授。他にハーバード大学客員研究員、カリフォルニア大学バークレー校ポスト・ドクター・フェロー、香港中文大学客員研究員、ワシントン大学客員研究員、ベルリン高等研究所客員研究員、コロンビア大学客員教授、ハイデルベルグ大学客員教授、ボローニャ大学高等研究所客員研究員、東京大学客員教授などを務めた。『読書』(三聯書店)編集長。中国近現代文学、中国思想史、現代中国論専攻
村田 雄二郎(ムラタ ユウジロウ)
1957年生。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学。東京大学大学院総合文化研究科教授、中国近代史
砂山 幸雄(スナヤマ ユキオ)
1954年生まれ。東京大学大学院社会学研究科国際関係論専攻博士課程単位取得満期退学。東京大学教養学部助手、愛知県立大学外国語学部助教授を経て、2003年4月より愛知大学現代中国学部教授、現代中国の政治・イデオロギー分析
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商品説明
1989年の天安門事件で深い傷を負い、混迷を極めていた現代中国思想界にあって、汪暉は魯迅を中心とする文学研究・歴史研究から、マルクス、ウェーバーを始め、日本の歴史学者の著作を含む古今東西の文献を渉猟した理論研究に転じた。グローバル化にともなう中国の急激な変化の中に身を置きながら、近代をいかに認識するか、歴史との対話を試みた省察の記録。90年代以降、中国知識人たちが再起する中で、国内外で最も深く広範な思想的影響を与えた汪暉の評論集。
グローバル化のなかの中国におけるモダニティのありようをめぐる、近現代を貫く歴史社会学的省察。
目次
第1章 現代中国の思想状況とモダニティの問題(歴史はすでに終わったか?
近代化イデオロギーとしての三つのマルクス主義 ほか)
第2章 一九八九年の社会運動と中国の「新自由主義」の歴史的根源(社会運動の歴史的条件
社会運動の複雑な構成と多重の要求 ほか)
第3章 アジア想像の政治(はじめに―「新たなアジア想像」の背景となる条件
アジアと東洋―派生的な命題 ほか)
第4章 ウェーバーの中国のモダニティ問題(誰のモダニティか―モダニティの語源と歴史的変遷
モダニティ・プロテスタンティズムの伝統・西洋的合理主義―中国研究の方法 ほか)
第5章 地方形式、方言土語と抗日戦争時期の「民族形式」論争(「民族形式」としての「中国的流儀」と「中国的風格」―共産主義運動におけるナショナリズムの政治と文学の問題
「地方形式」概念の提起とその背景―戦争と都市・農村関係の再構築 ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 岩波書店
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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