ことばを使いこなすイギリスの社会
発売日:2006年10月
- ISBN
- 978-4-00-022868-8
- 著者情報
- 山本 麻子(ヤマモト アサコ)
前橋市出身。津田塾大学英文科卒業。お茶の水女子大学修士課程修了。1979年に渡米し、1981年ボストン大学教育学部大学院TESOLコース修了。その後1986年より在英国。1992年レディング大学言語学科でPh.D.を取得し、現在レディング大学研究調査官
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商品説明
イギリスの社会は、さまざまな民族、階層からなる個人同士がしのぎを削る、たいへんシビアで緊張感の高い社会だ。その中で軋轢を生まず、よりよく暮らしていくためには、互いに適切なコミュニケーションをとるよう努力を怠らないことが不可欠である。本書では学校現場やさまざまなメディア、職場でのことばの扱われ方やことばをめぐる密度の高い議論、家庭や地域での言語環境、ことばに関するリサーチや多様な提言を、日英の比較研究を交えて具体的に紹介する。日本でも「国語力」というレベルを超えて、ことばを使いこなす力は、より重要なものになってくることが明らかである現在、日本語をめぐる議論にも貴重な視座を提供するに違いない。
多民族・階層社会である英国の学校や職場、メディア、家庭におけることばの扱われ方を具体的に紹介する。
目次
第1章 多民族社会・階層社会の建前と本音(はっきりとした上下関係、シビアな雇用関係、しかし対等な言語
多様性、平等、敬意―建前の「平等」と本音の「差別」 ほか)
第2章 教育現場でのことばの扱われ方(「英語」の絶対的優位とますます強まる「国語教育」への要求
授業中の話すことへの「革命的」変化 ほか)
第3章 “2B?NT2B?”―ことばをめぐるメディアの動き(「本はめったに読まない」発言の波紋
Lockwood Arives@Wuth Hites.D’yer fancy ’im?―ケータイのことば、テレビタレントたちの話し方 ほか)
第4章 家庭で話されることば、隣人・友人たちが使うことば(幼少期に培われる必要のある社会的スキルと言語スキル
ことばの発達に不可欠な大人と子どものインタラクション ほか)
第5章 生きるためのことば(A Language for Life)―言語研究者からみたことばの役割(イギリスの問題は特殊な「国内問題」なのか
ウォッチドッグたちの警告―「抜粋ばかり読んで一冊を読み通すスタミナがなくなった…」 ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 岩波書店
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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