摂食障害の精神分析的アプローチ 病理の理解と心理療法の実際
発売日:2006年7月
- ページ数
- 194p
- ISBN
- 978-4-7724-0924-7
- 著者情報
- 松木 邦裕(マツキ クニヒロ)
1950年佐賀市生まれ。熊本大学医学部卒業後、九州大学医学部心療内科、福岡大学医学部精神科勤務、1985年から1987年に英国ロンドンのタビストック・クリニックへ留学。現在は福岡共立病院に働くとともに精神分析個人開業。日本精神分析協会正会員
鈴木 智美(スズキ トモミ)
1959年東京生まれ。福岡大学医学部、同大学院精神分析学専攻卒業。1994年から1997年にフランスのパリ11大学、モンスリ共済研究所へ留学。福岡大学病院精神科講師を経て、現在は福岡共立病院に働くとともに個人精神分析を実践している。日本精神分析協会準会員
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商品説明
摂食障害は,同じ症状に見えてもクライエントの深いこころの世界にまで踏み込まなければ鑑別診断が難しく,安易な取り組みがゆるされない死の可能性すらある重い疾患である。本書は,困難な摂食障害治療を続けている編者らによる,あまたあるガイドライン的書物とは一線を画した,本格的な摂食障害のための臨床書である。 第1部は,摂食障害についての編者松木の独自の臨床経験と対象関係論的視点から見た総説であり,パーソナリティの問題と症状論,そして摂食障害タイプに合わせた治療のコツを掲げる。第2部は,一般的な入院や閉鎖病棟入院,外来通院などさまざま治療環境における摂食障害への精神分析的心理療法の実際の事例の呈示。第3部は,摂食障害治療に重要な治療環境,治療構造,マネージメントの実際を看護と医師の立場から述べた実際である。 患者一人ひとりの実態を治療的に分析し,見立て,それに即した治療を進めてゆく編者らの臨床は,多くの重症のクライエントに福音をもたらすものとなっている。医師,心理,看護をはじめ摂食障害治療にかかわるすべての人に,本書は必読のものとなるだろう。
目次
第1部 視 点 第1章 対象関係論から理解する摂食障害の病態とパーソナリティ―そして,それに基づく分析的臨床:松木邦裕第2部 治療の実際 第2章 未分化な情緒に触れ続けること―他者への迎合を続ける過食症女性との入院精神療法過程:渡邉真里子 第3章 拒食症における不安の源泉:鈴木智美 第4章 こころの真実に触れることの難しさ:一木仁美 第5章 自己愛的世界から抜け出した過食症の一例―8年半の治療経過から:調 恵子 第6章 母親の身体に閉じこもること―過食症者の「閉所」恐怖心性をめぐって:山田 信第3部 コンテイニング 第7章 摂食障害患者の看護の実際―自殺を果たそうとし続ける患者への対応における受け持ちナースの役割と看護チームの役割:荘野悦子 第8章 摂食障害治療でのマネージメント―Creating、 Containing、 Functioning、 and Tolerating:松木邦裕
商品詳細
- シリーズ名
- 精神分析臨床シリーズ
- 出版社名
- 金剛出版
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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