ナチと民族原理主義
発売日:2006年4月
- ISBN
- 978-4-86228-005-3
- 著者情報
- クーンズ,クローディア(クーンズ,クローディア)(Koonz,Claudia)
デューク大学歴史学教授。コロンビア大学で修士課程修了後、ラトガーズ大学で博士号取得。専門分野は人種主義、ジェノサイド、ジェンダー。狂信者の主張より一般市民の間にみられる偏見、差別を研究テーマとしている。1987年度全米図書賞ファイナリスト他、数々の賞を受賞している
滝川 義人(タキガワ ヨシト)
前イスラエル大使館チーフインフォメーションオフィサー、現メムリ(中東報道研究機関)日本代表。早稲田大学第一文学部卒業、ユダヤ、中東研究者
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商品説明
あの惨劇はドイツ人の良心的行動からだった
多くのドイツ国民は、ユダヤ人排撃を黙認する道徳体系を信じた。その意識形成はいかにしてなされたのか。
従来言われたような、単なるナチの恐怖政治や宣伝のためではない。ヒトラーがユダヤ人について沈黙していた時期、民族の血統を信仰する民族原理主義に基づいて、異質の隣人を悪とする「崇高な」人種理論を、当時の学者や官僚など知的エリートたちがドイツ国民の間にひろめていった。そして殺人者たちは、ハンナ・アーレントの言うような単なる「歯車」ではなかった。
本書はその信仰形成のプ
目次
プロローグ 民族の血統を信仰する―その意識の形成
1 民族原理主義へ―血統の正義と良心
2 フォルクに寄せる無限の信頼―道義の政治
3 学問ふうの反ユダヤ主義―学界の味方
4 ひそかに進む日常生活の変容―政治文化の征服
5 フォルクという血の大河―民族の再生と人種主義者の懸念
6 新しい教科書の登場―少年の心に刻むカギ十字
7 官僚たちの迫害手続き―法と人種秩序
8 大量虐殺を用意する学者たち―体裁のととのった人種主義を求めて
9 「隣人愛」という大罪―人種の戦士たち
10 排除を受入れた国民―銃後の人種戦争
商品詳細
- 出版社名
- 青灯社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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