日仏交感の近代 文学・美術・音楽

宇佐美斉/編著

発売日:2006年5月

  • 日仏交感の近代 文学・美術・音楽
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ISBN
978-4-87698-683-5
著者情報
宇佐美 斉(ウサミ ヒトシ)
京都大学名誉教授。1942年愛知県生まれ。1967年京都大学大学院文学研究科修士課程修了。関西学院大学文学部助手、同専任講師、同助教授を経て、1980年京都大学人文科学研究所助教授。1993年同教授。2006年定年により同退職

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商品説明

本書では、文学、美術、音楽の諸領域が有機的にかかわる現場を重視し、幕末以降、今日にいたるまで、百数十年におよぶ日仏文化交渉の内実と創造性そのものを、あくまでも具体的に問いなおすことに主眼がおかれている。

江戸末期から昭和初期、互いに交感し、それぞれの近代化を促進した二つの文化の意味を論じる。

目次

1 出会いと触発(「フランス」との邂逅
『懺悔録』の翻訳と日本近代の自伝小説―藤村の『新生』
木下杢太郎とフランス文化
「反語的精神」の共振―林達夫とジャンケレヴィッチ)
2 受容と創造(岩野泡鳴とフランス象徴詩
近代史の移入から創造へ
九鬼周造の押韻論とフランス文学
創造的フランス―竹内勝太郎のヴァレリー)
3 虫と花のジャポニスム(フランスから来た「日本」―『蜻蛉集』挿絵について
『蜻蛉集』における実りと萌芽―和歌とフランス詩の接点
高島北海の日本再発見―フランス滞在がもたらしたもの
『失われた時を求めて』にみる菊の花―愛の憂いと嫉妬を秘める)
4 もう一つのオリエンタリズム(世紀末フランスにおける日本趣味とフロベール
「日本」を書く―ピエール・ロティ『お菊さん』の位置
マルロー『人間の条件』と日本―「静謐」sereniteの夢
媒介者としての「水の風景」―日本近代文学を中心にして)
5 幻のパリ(ドイツ音楽からの脱出?―戦前日本におけるフランス音楽受容の幾つかのモード
ドビュッシーと日本近代の文学者たち
憧れはフランス、花のパリ
日本人にとってシャンソンとは何か?―シャンソン受容史の試み)

商品詳細

出版社名
京都大学学術出版会
フォーマット
単行本

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