修辞的モダニズム テクスト様式論の試み
発売日:2006年5月
- ISBN
- 978-4-89476-272-5
- 著者情報
- 中村 三春(ナカムラ ミハル)
1958年、岩手県に生まれる。東北大学大学院博士課程中退。山形大学人文学部教授。日本近代文学専攻
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商品説明
“テクスト様式論”とは、様式論の方法を、ロラン・バルトの「作品からテクストへ」の方向に従って展開した、様式論の拡張である。伝統的な様式論が、様式を超越的な作者による芸術意志の表現と見なしてきたのに対し、“テクスト様式論”は、テクストの肌理としての文体やレトリックに徹底的に拘泥する。本書は、そのような“レトリック分析”の手法を用いて、“モダニズム文芸”を対象とし、読者が各自のフレームに基づいてテクストに対応した軌跡を記述するという文芸受容本来のあり方に、汲み尽くせぬ可能性を認める試みである。
宮澤賢治と横光利一の文芸様式と、モダニズムのスポーツ小説・内的独白・百貨店小説をテーマとし、テクスト様式論の試みを行う。
目次
第1部 “統合”のレトリックを読む―修辞学的様式論の試み(宮澤賢治と“統合”のレトリック―その透明と障害
様式としての再魔術化―横光利一の換喩的世界)
第2部 都市と身体のモンタージュを読む(モダニズム文芸とスポーツ―阿部知二「日独対抗競技」の文化史的コンテクスト
川端康成「水晶幻想」のポリセクシュアリティ
百貨店小説のモダニティ―伊藤整「M百貨店」論)
商品詳細
- シリーズ名
- 未発選書 第7巻
- 出版社名
- ひつじ書房
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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