〈S-S法〉によることばの遅れとコミュニケーション支援
発売日:2006年3月
- ISBN
- 978-4-18-011327-9
- 著者情報
- 倉井 成子(クライ シゲコ)
1944年東京都生まれ。上智大学外国語学部卒、国立聴力言語障害センター、国立身体障害者リハビリテーションセンターに言語聴覚療法士として従事。九州保健福祉大学保健科学部言語聴覚療法学科教授。専門は言語発達障害
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商品説明
まえがき
<S-S法>は,言語聴覚障害の領域で臨床的経験を基に作り上げられてきた我国オリジナルの言語発達障害児・者の評価・訓練・指導アプローチです。医療,福祉領域で働く言語聴覚士の間では,かなり使われているのですが,教育の現場では知られていないことが多いと思います。養護学校や特殊学級のお子さん達に学校という生活の場で<S-S法>を使えたら良いなあという思いは強く私の心の中にあり続けていました。1993年(平成5年)都立調布養護学校の飯野先生,山田先生から小学部でことばを学部研究会のテーマに取り上げたので,<S-S法>の考え方などについて話して欲しいという依頼を受け,これは渡りに船とばかりお誘いをお受けしました。調布養護学校で私も初めて養護学校との持続的な関係を数年持たせていただき色々勉強させてもらいました。2001年矢口養護学校に調布養護から移動なさった山田先生と同僚の宮越先生から「小学部で認知・言語の発達について研究することになり,ついては<S-S法>について講義をするように」というお誘いを受け,これで又養護学校での経験が出来るととても嬉しく思いながらお引き受けしました。研究においてはその後,年度ごとにテーマを持ち事例を積み重ねてきました。それらをまとめてみよう,養護学校や特殊学校で毎日悪戦苦闘している先生方のお役に立てるかもしれないと思い出来上がったのが本書です。
本書は3部構成になっています。第1章は<S-S法>についての紹介,第2章は発達段階別の具体的な働きかけかたに関するもの,そして第3章は矢口養護学校小学部の先生方の事例紹介です。
日々の指導の中で困った時,本書を見てその解決の糸口が得られるような本にしたいというのが著者達の願いです。
2005年12月 /倉井 成子
目次
第1章 ことばの発達の支援“S―S法”の考え方(言語発達の遅れの要因
言語行動の3領域
症状分類 ほか)
第2章 ことばの発達の支援の方法―課題別個別学習・小集団学習・日常生活指導の中で(指導目標の設定
ことばの発達の支援の方法
日常生活と言語発達段階の関係)
第3章 矢口養護学校小学部の実践―言語とコミュニケーションの発達(事例(1)簡単な指示理解と要求の表現を獲得していった児童
事例(2)特定の要求を写真カードで伝えられるようになった児童
事例(3)カードを使って自分の要求を相手に伝えたり、相手の要求を理解できるようになった児童 ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 明治図書出版
- 対象年齢
- 教員
- フォーマット
- 単行本
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