「モード性格」論―心理学のかしこい使い方
発売日:2005年11月
- ISBN
- 978-4-314-00997-3
- 著者情報
- サトウ タツヤ(サトウ タツヤ)
1962年生まれ。立命館大学文学部心理学科助教授。専門は心理学論・社会心理学
渡邊 芳之(ワタナベ ヨシユキ)
1962年生まれ。帯広畜産大学大学教育センター教授。専門は性格心理学・心理学論
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商品説明
「性格は変わらない」という思い込みこそが、あなたの性格が変わらない一番の理由です。時と場合によって、自分をプロデュースするという新発想―。血液型判断や性格テストはもう古い!心理学にだまされないための心理学。
心理テストや血液型で決めつけられてたまるか!自分の性格をプロデュースするという発想へ。
【性格の本なのに性格を疑い、心理学の本なのに心理学を疑う】
たとえば「血液型性格判断」には根強い人気があります。確かに便利だし、当たっているように感じることもある。これを本書の著者は徹底的に批判します。ただ批判するのではなく、心理学的な根拠をきちんと示し、どうして人々が血液型判断を信じてしまうのか、そのメカニズムも明らかにします。
あるいは「性格テスト」もまた人気があります。確かに楽しいし、当たっているように感じることもある。これも本書の著者は批判します。しかも批判の矛先は、「性格」という考え方そのもの、従来の心理学の考え方そのものにも向けられます。
なぜなら、俗流にせよ、学問的に信頼できそうなものにせよ、およそこれまでの心理学は「性格」を固定的なもの、変わらないものと捉える傾向があるからです。これでは、時と場合によって行動の様式(モード!)を自然に切り替えている私たちの日常からずれてしまう、と著者は言います。そしてなによりも、自分や他人の変化を後押ししないので、結果的に人生の選択肢を狭めてしまう、と。
こうした窮屈さ(昨今の「じぶん探し」の窮屈さにも通じるかもしれません)を脱するための考え方が「モード性格」論です。私たちの普段の振る舞いをよりよく反映し、かつ積極的な変化を応援する新しい人間観へと読者をいざなってゆきます。
目次
第1章 日常のなかの性格(なぜ性格が気になるのか
性格についての二つの常識 ほか)
第2章 性格はどう作られ、どう変わるか(遺伝か環境か?
遺伝も環境も! ほか)
第3章 血液型神話解体(心理学者が血液型性格判断を「信じない」理由
血液型性格判断は「非科学的」か ほか)
第4章 「性格」という考え方はどこから来て、どこへ行くのか(「性格」のはじまり
「人間」とは誰のことか ほか)
第5章 「モード性格」論(変わるということ
人生の多様性をすくいとるモデル ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 紀伊国屋書店
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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