源氏物語時空論
発売日:2005年12月
- ISBN
- 978-4-13-086034-5
- 著者情報
- 河添 房江(カワゾエ フサエ)
1953年生まれ。1977年東京大学文学部国文学科卒業。1985年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京学芸大学教育学部教授。博士(文学)
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商品説明
平安文化が結実した『源氏物語』をテーマに東アジア世界の文学という視角から、表現のみならず交易事情・唐物をめぐる叙述に注目し読み解く。さらに絵巻の復元や、翻訳・現代語訳など現在への享受史を通して新たに浮かび上がる『源氏物語』の世界像を提示し、研究領域を拓いていく。
東アジア世界の『源氏物語』という視角から、現代へひろがる源氏研究の新生面。
目次
第1部 『源氏物語』と東アジア交易圏(鴻臚館に行く光る君
『源氏物語』の時空意識―桐壺巻を起点として
唐物と文化的ジェンダー―和と漢のはざまで
紫式部の国際意識)
第2部 メディアとしての唐物(若紫巻の光源氏と唐物―瑠璃壺・金剛子の数珠・黄金
末摘花と唐物―唐櫛笥・秘色・黒貂の皮衣 ほか)
第3部 『源氏物語』の人物と表現(『源氏物語』の比喩と象徴―「光」「光る君」「光る源氏」再考
光源氏の身体と装いをめぐって
六条御息所と謡曲『野官』のドラマトゥルギー―『源氏物語』の人物構造
夕霧の幼な恋
螢巻の物語論と性差)
第4部 『源氏物語』から『夜の寝覚』へ(『夜の寝覚』と『源氏物語』―「寝ざめ」の表現史
『夜の寝覚』と話型―貴種流離の行方
中村本『寝覚物語』の構造
『夜の光に追われて』私論―〈生〉と〈死〉の分界を超えて)
第5部 現代によみがえる『源氏物語』(世界文学としての『源氏物語』
越境する翻訳と現代語訳 ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 東京大学出版会
- フォーマット
- 単行本
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