人との交わりを支えに生まれた幼児教育 「子育て支援」の前提を考える
発売日:2005年10月
- ISBN
- 978-4-7880-0051-3
- 著者情報
- 安部 富士男(アベ フジオ)
1930年(昭和5年)生まれ。東京大学教育学部卒。保育実践と子どもたちに学んだことを、横浜国立大学、東京大学、山梨大学、青山学院女子短期大学、日本女子大学大学院、白梅学園短期大学、湘北学園短期大学、東洋英和女学院大学、日本体育大学女子短期大学などで、学生に伝え、下記の著書にまとめている。平成2年、著書『感性を育む飼育活動』で日本保育学会賞受賞。平成4年、幼稚園教育の充実に尽くしたとして藍綬褒章受章。学校法人安部幼稚園理事長・園長
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商品説明
歪んだ社会の中で、たとえ悲しみを背負って今を生きざるをえない子も、悲しみを糧に、その子ならではの人生の物語を創造していくためには、その周りにいる私たち大人が、これまでの人生の中で屈折した想いや悲しみを越えてきた経緯をたどり、自然や人との交わりの大切さを自分自身の体験を通して会得しておく必要があります。人間は、様々な人に支えられて「ひとなる」ことを、わがこととして、自らの体で実感しておくことは、どんなことがあっても人生に絶望することなく、子どもたちと一緒に、悲しみを越える生き方を創造していく礎になるからです。現在、「子育て支援」が大人の都合、行政の都合に合わせて実施され形骸化されています。本当に子どもたちに求められている保育のあり方を子どもの側から吟味考えることが大切です。本書では、このような立場から、真の幼児教育のあり方を提言したいと思います。
目次
第1章 子どもの悲しみの根にあるもの(「園長先生、おんぶして」―愛され理解される権利の保障を
「私、結婚しないの」―人間の尊厳を守る社会を ほか)
第2章 園をつくるまでの道―悲しみの中に希望を紡ぐ(弟二人と母の死―半分になった家族
俳句との出会い ほか)
第3章 「自然・人」との交わりが感性の発達を促す(環境による教育の要は人間関係
目当てを持って生きる ほか)
第4章 幼な子は愛しき仲間(幼児と中学生との出会い―生きる力を与えてくれる存在としての幼児
事象との出会いが仲間をつなぐ
自然との出会い
子どものことばを大切に)
第5章 「子育て支援」の前提を考える(先駆者の保育・教育思想に学ぶ
及川平治(一八七九〜一九三九)のこと ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 新読書社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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