狐の振袖

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ISBN
978-4-900656-43-7

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商品説明

山間の一軒家でひとり仕立てをしてきたおばあさん。ある夜更け、訪れた狐の母娘に、娘の花嫁衣裳を縫ってほしいと頼まれる。明日の日の入りまでにという、無理な注文を引き受けたおばあさんは、職人の意地をかけて縫いつづける。そして、約束どおり仕立て上げたおばあさんは、そのまま帰らぬ人に。二十三夜の月明かりのもと、狐の婚礼がおごそかにとり行われる。
仕立て職人のおばあさんの生涯と、狐の母娘との心の交流を、巧みに織り交ぜて語られる物語。過去と現在、現実と幻とがないまぜの世界を、繊細に、あでやかに表現した絵が、さらに趣をそ

【対象】小学低〜中学年

<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
 表紙絵の狐が振袖を着ている姿に少々違和感を覚えながらも開きました。 読んで正解! 通り過ぎずに良かったー。  まさにこれからの季節にピッタリです。 長い年月、仕立て一筋に生きてきたおばあさん。 その仕立ての針を進める様子が素敵です。 ある夜更け、訪ねてきた狐の母娘に、明日の日の入りまでに振袖を仕立てて欲しいと頼まれて、・・・。 無理な刻限を承知ながらも、狐母子の想いをくんで引き受けたおばあさん。 母狐が、苦労し持ってきた布地と共に添えられた娘の持ってきた目も覚めるような色とりどりの紅葉の葉っぱ。 おばあさんの幼い頃から見続け愛してきた山の紅葉の色と重なり、おばあさんの流した涙が、葉っぱを小布に変え、・・・。 着物の仕立て・秋の紅葉・母娘の情愛・おばあさんの真心のこもった仕事ぶりが、ファンタジーの形で見事に完成されています。 改めて表紙絵を見ると、感慨深いものがありました。 カバー折り返しの一文が素敵なので、添えます。 “山に紅葉の散る 夕暮れ時 振袖の形にとどまりて 見ゆることあり 人々これを 狐の振袖という” 長めの文章ですので、高学年からの一人読みにお薦めです。(アダム&デヴさん 50代・青森県 男の子13歳)

商品詳細

出版社名
アスラン書房
対象年齢
小学低〜中学年
フォーマット
単行本

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