だいじょうぶだよ、ゾウさん

  • だいじょうぶだよ、ゾウさん
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ISBN
978-4-89423-438-3
著者情報
ブルギニョン,ローレンス(ブルギニョン,ローレンス)(Bourguigonon,Laurence)
1963年ベルギー生まれ。書店で、子どもの本の読み聞かせを10年以上続けるかたわら、子ども向けの短編や詩を執筆。1992年より、ベルギーの出版社のひとつであるMijadeに作家兼編集者として勤務

ダール,ヴァレリー(ダール,ヴァレリー)(d’Heur,Val´eris)
1969年ブリュッセル生まれ。グラフィック・アートを学んだ後、長年の夢だった子どもの本を徐々に手がけるようになる。現在、静かな田舎で、息子の目を通じて見る世界からインスピレーションを受けつつ、絵を描いている

柳田 邦男(ヤナギダ クニオ)
1936年栃木県生まれ。ノンフィクション作家。現代人の「いのちの危機」「心の危機」をテーマに医療、災害、事故、戦争などについてのドキュメントや評論を執筆するかたわら、心の再生のために「大人こそ絵本を」のキャンペーンを展開

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商品説明

おさないネズミと年老いたゾウは、まいにちなかよくくらしていました。けれども、ある日、ゾウは「もうすぐ遠いゾウの国にいって、もうもどらない」とネズミにつげます。さいしょは、それをうけいれられなかったネズミでしたが、いくつもの季節がめぐるなか、弱ってきたゾウの世話をいっしょうけんめいするうちに…。
年老いたゾウは自分の死期を悟るがネズミはそれを受け入れられない。死にゆく者へ残された者は何ができるかを語る心あたたまる絵本。

【対象】小学低学年

<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
ゾウは、死期を感じると群れを離れ、墓場へ向かうという話を聞いたことがある。そして、ゾウの墓場には先に死んだ多くの仲間達の骨があるという。動物界の法則なのだろうか。この絵本はそんな事をモチーフにしている。死期を迎えたら訪ねていくというゾウの森。その手前には深い谷を越えていくための吊り橋がかかっている。吊り橋から落ちたらどうなるんだろう。人間で言うと三途の川を渡りきれずに成仏できないということだろうか。この絵本のゾウさんは、吊り橋が壊れているので橋の前で立ち止まります。仲良しのネズミさんの言葉で引き返しますが、年をとるということはこういう事なのだろうか、今までのような生活が出来なくなります。一生懸命ゾウさんの世話をするネズミさん。やがてネズミさんは、ゾウさんにとってあの橋を渡ることが幸せなんだと感じるようになります。橋を頑丈に直して、ゾウが吊り橋を渡る手伝いをします。死に向かわせるのです。そして、ゾウを見送るとホッとして笑顔を見せるのです。幼い子どもにも、この展開は象徴的なようです。自然の摂理。人は死ぬんだと。誰もが吊り橋を渡らなければいけない。どうせなら、ちゃんと吊り橋を渡らせてあげよう。それがその人のためなんだと。柳田邦男さんの翻訳する絵本は奥が深い。大人にも考えさせる絵本でした。(ヒラP21さん 50代・千葉県 男の子12歳)

商品詳細

出版社名
文渓堂
対象年齢
小学低学年
フォーマット
単行本

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