明治大正翻訳ワンダーランド

鴻巣友季子/著

発売日:2005年10月

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ISBN
978-4-10-610138-0
著者情報
鴻巣 友季子(コウノス ユキコ)
1963年、東京生まれ。翻訳家。お茶の水女子大学大学院在籍中より翻訳活動を開始。2003年、E.ブロンテ『嵐が丘』の新訳が話題を呼ぶ

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商品説明

驚愕!感嘆!唖然!恐るべし、明治大正の翻訳界。『小公子』『鉄仮面』『復活』『フランダースの犬』『人形の家』『美貌の友』『オペラの怪人』…いまも読み継がれる名作はいかにして日本語となったのか。森田思軒の苦心から黒岩涙香の荒業まで、内田魯庵の熱意から若松賤子の身体感覚まで、島村抱月の見識から佐々木邦のいたずらまで、現代の人気翻訳家が秘密のワンダーランドに特別ご招待。

目次

近代の翻訳はこの「一字入魂」から出発する―ユゴー『探偵ユーベル』森田思軒訳(明治22年)
訳文が生きるか死ぬかは会話文―バアネット『小公子』若松賤子訳(明治23〜25年)
超訳どころの騒ぎではない―ボアゴベイ『正史実歴鉄仮面』黒岩涙香訳述(明治25〜26年)
鴎外の陰に隠れはしたが―レルモントフ「浴泉記」小金井喜美子訳(明治25〜27年)
すべては憧憬にはじまる―ゾラ『女優ナヽ』永井荷風編訳(明治36年)
辛抱して読んでくれ!―トルストイ『復活』内田貢(魯庵)訳(明治38年)
遠く離れた日本で出世―ウイダ『フランダースの犬』日高柿軒訳述(明治41年)
原作はいったいどこに…?!―アンノウンマン『いたづら小僧日記』佐々木邦訳(明治42年)
肉体を翻訳する舞台―イプセン『人形の家』島村抱月訳(明治43年)
童話は初版だけが本物か―「模範家庭文庫」中島孤島他訳(大正4年)
絶好の売り時を逃すまじ―リットン『ポンペイ最後の日』中村詳一訳(大正12年)
うっかり誤訳?意図的誤訳?―グリズマー『東への道』岩堂全智・中村剛久共訳(大正12年)
発禁、伏せ字を乗り越えて―モオパッサン『美貌の友』広津和郎訳(大正13年)
ノベライゼーションの草分け―ルルー原作、カーニー改作『オペラの怪人』石川俊彦訳(大正14年)

商品詳細

シリーズ名
新潮新書 138
出版社名
新潮社
対象年齢
一般
フォーマット
新書・選書

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