うそつき大ちゃん

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ISBN
978-4-591-08720-6
著者情報
阿部 夏丸(アベ ナツマル)
1960年愛知県豊田市に生まれる。デビュー作『泣けない魚たち』が椋鳩十児童文学新人賞、坪田譲治文学賞をダブル受賞。その後も『ライギョのきゅうしょく』(第46回全国読書感想文コンクール課題図書)、『おたまじゃくしのうんどうかい』(第14回ひろすけ童話賞受賞)、『カワウソがいる』など、童話から長編まで多数の作品を執筆、幅広い支持層を持つ。みずみずしくも力強い文体で、生きるもののあり方を鋭く問う

村上 豊(ムラカミ ユタカ)
1936年静岡県三島市に生まれる。週刊サンケイの連載小説の挿絵でデビュー。以後、挿絵、絵本制作などで幅広く活躍。講談社出版文化賞さし絵賞、小学館絵画賞、菊池寛賞など、数多くの賞を受賞。東京・京都・ニューヨーク等で個展を開催

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商品説明

「うそつき大ちゃん」は、いつもクラスの仲間はずれ。そんな大ちゃんを、ある日、川辺で見かけた。いったい、なにをしているんだろう…?ふとしたことをきっかけにぼくには、いろんなものが見えてきた。
クラスの中で、いつも仲間はずれにされている大ちゃん。ある日ぼくは、大ちゃんが川辺で奇妙な行動をしているのに気づき…。

【対象】小学校高学年くらい

<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
六年生のぼくは、三・四年生まで大介と仲がよかったのですが、大介が「うそつき大ちゃん」と呼ばれるようになった頃から疎遠になります。ぼくの方が意識的に大介といることをみんなに知られたくないだけで、大介の方は一向に気にもしていない様子です。学校での立ち位置というのか、自分がどんな風に見られているのかを意識する時期、友だち関係も微妙に変化していくものなのかもしれません。こういう問題は、女の子の方が痛切に感じる問題と思っていたのですが、今の時代男の子も同じように感じているのでしょうか。阿部夏丸さんの作品には、アウトドア系のお話が多く、このお話の中にも川遊びの楽しさがたっぷりと含まれています。単に学校の中だけの関係でなく、遊びの中で子どもたちの関係が保たれていた時代には、子どもの同士の関係も近かったのかもしれません。読んでいて感じたのは、大介は昭和によくいた子どもの姿で、ぼく(健太)、敬一、夏葉は自分の本当の気持ちを惜し隠した現代的な子どものように思います。ただ、その現代的な子どもの顔の下にも大介のように子どもらしく無邪気に正直にふるまいたい、等身大でいたいという本当の気持ちが隠されているような気がしてなりませんでした。舞台が愛知県豊田市ということで、愛知に住む私たち親子にとってはとても身近なお話でもあり、小学生のお話ということで息子と一緒に楽しめました。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子9歳)

商品詳細

シリーズ名
ポプラの森 13
出版社名
ポプラ社
対象年齢
小学高学年
フォーマット
単行本

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