青春のオフサイド
発売日:2005年8月
- ページ数
- 372p
- ISBN
- 978-4-19-862049-3
- 著者情報
- ウェストール,ロバート(ウェストール,ロバート)(Westall,Robert)
1929〜1993。イギリス・ノーサンバーランドに生まれる。美術教師として教えるかたわら、一人息子のために書いた処女作「“機関銃要塞”の少年たち」(評論社)がカーネギー賞を受賞、作家としてスタートする。「かかし」(徳間書店)で再度カーネギー賞、「海辺の王国」(同)でガーディアン賞を受賞、「児童文学の古典として残る作品」と評された
小野寺 健(オノデラ タケシ)
1931年横浜に生まれる。東京大学文学部英文学科卒、同大学院修士課程修了。現在、横浜市立大学名誉教授、日本大学講師、文化学院講師
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商品説明
戦争が終わって何年か経ったとき、十七歳のぼくは、三十二歳になった彼女と再会した。小学生の頃に憧れていた女の先生エマが、ぼくの高校の教師として転任してきたのだった。年寄りばかりの先生たちの中では、彼女はきれいだったし、いつも励ましてくれるいい先生だった。ぼくは胸をときめかせた。だが、ぼくの毎日はラグビーと進学のための勉強でいっぱいだったし、エマの方は、婚約者を戦争で亡くし、今は同僚の先生とつきあっているという噂だった。だから、普通ならあんなことは起こるはずがなかった。なのに、ぼくたちは恋に落ちた。ほかに何も、目に入らなくなった…。年上の先生と恋に落ちた十七歳の少年ロビーの日々を、ラグビーチームの個性豊かな仲間たちや、ロビーに惹かれる素朴なクラスメートの少女、理不尽な校長や大好きな祖母など、まわりの人々との交流の中で描きだす、みずみずしい物語。自信と劣等感、粗雑さと繊細な優しさが混在し、生命力に溢れる「十七歳」の肖像が、くっきりと浮かびあがる、巨匠ウェストールによる、深く心を揺さぶられる青春の物語。
目次
【編集者のコメント】主人公は十七歳、名前はロバート。時代と場所は、ウェストール自身が高校生活を送った戦後すぐの英国北部の町。つまり、『青春のオフサイド』は自伝的な作品と言えます。実際に、作品の中で迫力をもって描かれるラグビーに、ウェストールも熱中していたそうです。年上の女の先生との切ない恋が、実際の体験だったかどうかは、明かされていませんが…。いつの時代にも変わらない、自信と劣等感、エネルギーと悩みに満ちた十七歳の肖像が、心に残る青春小説。
商品詳細
- シリーズ名
- Westall collection
- 出版社名
- 徳間書店
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 小学56年生 中学生
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:Falling into glory
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