ヴァニシングポイント

奥山貴宏/著

発売日:2005年4月

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ISBN
978-4-8387-1580-0
著者情報
奥山 貴宏(オクヤマ タカヒロ)
1971年生まれ。山形県出身。日本大学芸術学部文芸学科卒業。5年ほど雑誌編集に従事したのち、2001年よりTEKNIX名義でフリーランス活動開始。2002年末に体調を崩し入院、肺ガンで余命2年の宣告を受ける。現在は治療を受けながら、雑誌やネット上にコラム、エッセイなどを連載

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商品説明

「オレはもうすぐ跡形も無く消えてしまうのか!?」昼は編集者として働きながらも心は満たされず、ドラッグを求めうろつきまわる夜。オレ、そしてイデイは、いつか一層深い、脱出不可能な闇に引きずりこまれて行く。

目次

『ヴァニシングポイント』担当編集者よりメッセージをいただきました。目次の欄ですが、掲載させていただきます。
4月14日刊『ヴァニシングポイント』著者、奥山貴宏氏が、17日夜に永眠されました。肺ガンで余命2年を宣告され、本人も作品中で「死ぬ覚悟はできている。だが、こわくないといえば嘘になる」と語っていました。肉体的にも精神的にも苦しい闘病のさなかに、ブログをまとめた2冊、そしてこの小説と、全部で3冊の本を世に送りだしました。自分の生きた証しを残したいという、凄まじい執念がそれを可能にしたのです。疾走の末、虚空へと勢いよく飛び出し、そして“消えた”彼に、送る言葉をまだ見つけられずにいます。
『ヴァニシングポイント』は、語り手である編集者のオレ(奥山氏)と、友人・イデイの、死に向けてのチキンレースのごとき生き方の物語です。クラブのイベント、DJ、バイクでの暴走、ドラッグへのアディクト。夜をさまよい続ける2人の男の交情は、融和と反発を繰り返し、競い合うようにより深い闇へと落ち込んでいきます。5月6日発売の弊社『ダ・カーポ』には、奥山氏の敬愛するコラムニスト・勝谷誠彦氏の書評が掲載されています。勝谷氏は「これは作家・奥山にとってヴァニシングポイントではなく、鮮やかなスターティングポイントであると信じる」との一文を寄せてくれました。
読者の方の心のどこかにとどまることで、この献辞は真実となりえます。奥山氏の渾身の自伝小説(ダイイングメッセージ)をぜひ、読んでください。

商品詳細

出版社名
マガジンハウス
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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