もみのき
発売日:2005年3月
- ISBN
- 978-4-265-05364-3
- 著者情報
- アンデルセン,ハンス・クリスチャン(アンデルセン,ハンスクリスチャン)(Andersen,Hans Christian)
1805年デンマークの貧しい靴職人の家に生まれる。14歳で俳優を志すが挫折。その後国外を遊学して、詩や童話を書く。『みにくいアヒルのこ』『マッチうりのしょうじょ』『はだかのおうさま』『にんぎょひめ』など今も多くの作品が世界中で愛読され、アンデルセンの誕生日4月2日は「国際子どもの本の日」となっている
竹下 文子(タケシタ フミコ)
1957年福岡県に生まれる。東京学芸大学卒業。「黒ねこサンゴロウ」シリーズで路傍の石幼少年文学賞を受賞
西巻 茅子(ニシマキ カヤコ)
1939年東京に生まれる。東京芸術大学工芸学科卒業。『ちいさなきいろいかさ』でサンケイ児童出版文化賞。『えのすきなねこさん』で講談社出版文化賞絵本賞を受賞
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商品説明
まいとし、もみのきはすこしずつせがのびました。「ああ、もっともっとおおきくなりたい」もみのきはそういってためいきをつきました。「おおきくなったら、えだをうんとひろげて、てっぺんからひろいせかいをながめるんだ。ことりがぼくのえだにすをつくるだろうな。かぜがふいてきたらどうどうとうなずいてやるんだ」。ふゆになると、ゆきがまっしろにつもり、のうさぎがもみのきをとびこしていきました。でも、つぎのつぎのふゆになると、もうとびこせなくてまわりみちしていきました。
早く大きくなりたいと願っていた森の小さなもみのきは、ある日、憧れのクリスマスツリーになったが…。しずかに人生を語るお話。
【対象】幼児
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
クリスマスの主役的な存在のもみの木ですが、最後には燃やされてしまうのだと思うと、もみの木の立場に立ってみると何とも悲しいお話です。切り倒されていく大きなもみの木が船のマストになると聞いて、まだ見ぬ世界に憧れを持ったもみの木です。クリスマスツリーとなって、楽しい時間に喜びを感じたもみの木です。でも、切られてクリスマスを終えたもみの木は、そこで役割を終えていたことに気づきません。もみの木に人生を重ねると、何ともいたたまれない気持ちになりました。いずれ自分も灰になると思ったらやるせない気持ちにもなります。でも、もみの木には自分の輝かしい時間があった事を思いながら燃えていくのです。そこに崇高なものを感じました。悲しみに浸かってしまうと、暗い絵本になってしまいますが、西巻茅子さんは、さりげなく日常的な生活感、童話の世界に呼び戻してくれているように思えました。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
商品詳細
- シリーズ名
- アンデルセンのえほん 4
- 出版社名
- 岩崎書店
- 対象年齢
- 幼児
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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